プリンストンのデジギア道 第79回
FreeSync対応! ゲーマーに嬉しい機能と操作感
約4万円で144Hzのゲーミングディスプレー「PTFGFA-27C」を試す
2018年12月26日 11時00分更新
OSD機能と使いやすいコントロール
PTFGFA-27Cのゲーミングディスプレーとしての良さは、操作のしやすさにもある。
全面や下部には操作ボタンが何もなく、ボタン類は背面の「ジョイスティック」のみだ。
ジョイスティックは電源ボタンを兼ねており、長押しでオン、オフの操作が可能。これに加えて、上下左右に倒すことで、OSD(オンスクリーンディスプレー=表示内容にオーバーレイして表示される、ディスプレーの独自メニュー)の操作が可能。
OSDの操作はディスプレー下部やベゼルに設けられた専用ボタンで操作するケースが多いが、ジョイスティックでの操作なら、ディスプレーに集中したまま、片手で操作できる。
なお、ジョイスティックでは、モード切り替え(FPSモードやRTSモード)、コントラストや色調の調整、ビデオカードとの同期テクノロジー「Radeon FreeSync」のオン、オフといった操作が可能。
プレー中に操作することはそれほどないにしても、プレー前の集中したいタイミングで、感覚的にこうした操作ができるのは大変便利だ。
使用した限りでは操作感も良好。確実なクリック感があり、反応が悪かったり、狙ったのと異なる反応があるということもなかった。
そのほか、DVI-D、HDMI、DisplayPortの入力に対応する点も特徴。3.5mmジャックを設けているので好みのヘッドフォンやスピーカーを接続して、音響にこだわったゲーミングも楽しめる。
これだけ本格的にゲーミング向けの機能を備えて、直販価格で4万2984円という価格は魅力。初めてのゲーミングディスプレーとしてや、既存の環境のアップグレード、特にRadeon FreeSyncに対応しつつ、リーズナブルな価格を実現しているディスプレーを探している人にはぴったりの製品だ。
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