取り付け説明書は非常にわかりやすく
取り付け作業自体もカンタン
パッケージの中身は、カメラ窓付き金属カバー以外に、取り付けのための説明書、500万画素のカメラモジュール、カメラコネクター、レンズカバーの全部で5点だ。小さく精密なカメラ関係のパーツを先に見てしまうと、組み立てにちょっとビビってしまうが、同梱の説明書を見ると、極めて順序良く懇切丁寧に解説されているので安心した。
この手のCSUは昔から何度も経験したが、極めて秀作な部類に入る説明書だ。早速、説明書に沿って組み立てを開始した。最初の作業は、現在のGEMINI PDAのカバーを剥がす作業だ。既にGEMINI PDAのユーザなら何度かSIMやmicroSDカードを入れたり出したりしてこの作業は理解しているはずだ。専用の「COVER REMOVAL TOOL」を使ってカバーを引きはがす。
カメラオプションを取り付けるのは、GEMINI PDAのほぼ中央。microSIMスロットのすぐ左上側だ。実際に取り付ける500万画素の「カメラモジュール」は指先に乗るほど小さなサイズで、レンズにはブルーの保護シールが貼られている。
レンズと反対側の背面には短いフラットケーブルが出ており、GEMINI PDA本体基板に接続するためのコネクターが付属する。コネクターをGEMINI PDAの基板上にある30ピンのコネクターにカチッと音がするまで押し込んで接続できればOKだ。
レンズが定位置に落ち着いたら青い保護カバーを取り、続いて「カメラコネクター」でカメラモジュールをガッチリとGEMINI PDAのフレームに固定する。カメラコネクターのレンズ周囲を保護する丸い円周部分にも青いシールが貼られているので、新しいレンズ窓のある金属カバーを取り付ける前に剥がしておく。
ここには金属カバーを取り付けた後、最後に「レンズカバー」を貼り付けるために粘着テープが貼られている。続いてカメラ窓付の金属カバーをカチッと音がするまで押し込んで固定する。最後に、カメラ窓の丸い穴に落とし込むようにレンズカバーを貼り付けることができれば、組み立て作業は終了だ。
あとは、GEMINI PDAを再起動させれば自動的に外部カメラを認識して使えるようになる。ただし、残念ながらGEMINI PDAのカメラオプションは、一般的なスマホのようなスレート形状のままでは使えない。

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