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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第108回

ゲームから動画鑑賞までヘビーに使いたい人向けの「Galaxy S9」

2018年07月04日 12時00分更新

文● 林 佑樹 編集●ASCII編集部

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Antutuで26万点超えのベンチマークテスト

 「端末のメンテナンス」は、バッテリーやパフォーマンスモード、ストレージ、メモリー、端末保護をまとめたもので「今すぐ最適化」をタップで、自動的にメンテナンスを実行してくれるほか、各アイコンから詳細設定、個別に実行もできる。

 わかりにくいものとしてはパフォーマンスモードの設定。Game Launcher側にもあり、またバッテリーから設定できる省電力モードも項目としてはパフォーマンスモードと同じ。どれをどういう設定であるか、どこまで適用されているのかを横断的に把握できる画面がほしい。

「端末のメンテナンス」。購入直後は電源管理はどこだとなりがちだが、ここからアクセスできる

バッテリーの項目。省電力モードを選べるほか、バックグラウンドでの更新をアプリごとに制御できる

パフォーマンスモードの設定画面。最適化を選んでおけばいいのだが、項目ごとに設定がある

 ベンチマークを見ていくと、Snapdragon 845のスコアはさすがに高い。「省電力モード:標準でCPU動作クロックを落とした状態」でも、ゲーム以外の操作で気になることもなく快適だ。正直なところ、基本的に省電力モードにしたままが基本スタイルになってしまっている。また放熱はおもに側面からで、かつ分かりやすい温度になりがちなので、高負荷なアプリを中心に使うのなら、ケースではなく背面用フィルムでの保護がオススメ。

 なお以下のベンチマークは「パフォーマンスモード:最適化」、GameLauncherはオフにした状態で実行している。

うっかり短時間の充電をしてしまったが、省電力:標準モードでのバッテリーグラフ。ちまちまと使用した場合のもの

3DMark

PCMark for Android

Geekbench 4

AnTuTu Benchmark

PUBG Mobileは設定のことは考えず、さっさとプレーを満喫してOKだ。大変よく動く

 見た目はGalaxy S8のマイナーアップデート版だが、中身は大きく強化されている。Galaxy S8からだと積極的に機種変更する理由は少ないが、Galaxy S7からであれば十分すぎるほどで、店頭で触ってみるだけでその差は明確にわかる。

 また、ヘッドフォン端子がマストであれば、Galaxy S9はAKGのサウンドチューニングとなっているのもポイントになるだろう。

  Galaxy S9+ SC-03K(参考) Galaxy S9 SC-02K
メーカー サムスン電子
ディスプレー 6.2型有機EL(18.5:9) 5.8型有機EL(18.5:9)
画面解像度 1440×2960
サイズ 約74×158×8.5mm 約69×148×8.5mm
重量 約187g 約161g
CPU Snapdragon 845 2.8GHz+1.7GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大400GB)
OS Android 8.0
最大通信速度 下り最大988Mbps
VoLTE ○(HD+)
カメラ画素数 リア:1220万画素
(標準、F値1.5/2.4)
+1220万画素(望遠、F値2.4)
/イン:800万画素(F値1.7)
リア:1220万画素(F値1.5/2.4)
/イン:800万画素(F値1.7)
バッテリー容量 3500mAh 3000mAh
ワンセグ/フルセグ ○/○
防水/防塵 IPX5,8/IP6X
生体認証 ○(指紋、虹彩、顔)
USB端子 Type-C
Qi
連続待受時間
(LTE/3G)
約400時間
/約450時間
約390時間
/約400時間
連続通話時間
(LTE/3G)
約1310分
/約1170分
約1170分
/約1040分
カラバリ Midnight Black、Titanium Gray Midnight Black、Titanium Gray、Lilac Purple

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