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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第130回

グレネードランチャーの空薬莢を大人買いしました

2018年06月03日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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2種類ある40mmグレネード弾

 物販のイベントに行くとつい財布のヒモが緩くなってしまうワタシ。せっかく来たんだから何か買って帰りたいと思ってしまいます。

 先日もミリタリー系の物販イベントに行った際に、電車賃がかかってるし入場料も払ったんだから何か買いたい! と、高額ではないもののあれこれとお金を使ってしまいました。そのひとつが前からちょっと欲しいと思っていた40mmのグレネード弾の空薬莢です。

 手榴弾のレプリカを買ったときに書きましたが、手榴弾は手で投げる榴弾という意味で、榴弾は爆発して破片を撒き散らす弾のこと。英語でグレネードといいます。

 40mmグレネード弾もグレネードと付いていることでわかるとおり榴弾の一種。手榴弾と異なるのは、グレネード弾はグレネードランチャーと呼ばれる発射機から射出される点。発射装置を使うことで、手で投げるよりも遠くに飛ばせるというわけです。

 40mmというのは弾の直径で、拳銃やライフルに比べるとかなり大きく、まさに手榴弾サイズ。薬莢の長さが46mmのタイプと53mmのタイプがあり、威力が異なります。53mmは46mmに比べて発射速度が約3倍、最大射程が約5倍、有効射程は約11倍と段違いなパワフルさ。46mmは対人用、53mmはその威力から、対人だけでなく対装甲車両用としても使用されます。

 46mm用のランチャーとしては、銃身が太い散弾銃のような形をした擲弾銃や、小銃の銃身下部に取り付ける筒状の発射機があります。また、テレビアニメ『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』でフカ次郎というキャラクターが6連装のグレネードランチャーを装備しているんですが、これも46mm弾を使用しています。いずれも単発で、6連装ランチャーといえども1発ずつ発射することに変わりはありません。

 対する53mm弾のランチャーは主に航空機や車両、艦艇に搭載され、機関銃のようにオートマチックで連射が可能なタイプ。次々と弾を自動装填するため、弾と弾はリンクという金具で繋がっています……なんて知った風な口をきいていますが、実は購入した時点では薬莢が2種類あるだなんて知りませんでした。自動発射機用にはリンクがついているということは認識していましたが、薬莢自体は同じ物だと思っていたのです。

リンクを外してみたら酷い傷に

 イベントで見つけた薬莢にはリンクが付いていました。元々40mmグレネード弾の薬莢に興味を持ったのは、6連装ランチャーの撃ち殻がハンヴィーの中にバラバラと落ちていたらガンゲイル・オンラインっぽくていいかもと思ったからなので、リンクは邪魔になります。リンクなしの薬莢はないかと聞いてみたんですが、最近米軍から放出されるのはリンク付きばかりとのことでした。

 リンクを外すのは結構大変で、ほかのお客さんからもリンクがなかったら欲しかったと言われることが多いとのことでしたが、ない物は仕方ありません。なんとかなるだろうと思ってそこにあった15発全部を大人買いです。

購入した40mmグレネード弾の空薬莢。リンクが付いています

 前述のとおり、家に帰って調べてみたら6連装ランチャーで使われる46mm弾とはリンクの有無だけでなく長さも違っていました。先に調べておけって話ですが、どのみち46mmの薬莢は入手困難らしいので、むしろ知らなかった方が購入を迷うことがなくてよかったかもしれません。パッと見は違いがわかりませんし、そこは気にしないことにします。それよりリンクを本当に外せるかが心配です。

 このリンク、発射前は薬莢の先端にあり、弾頭が発射されると真ん中までグッと下がってから薬莢が排出されます。リンクには小さな金具があり、これが隣の弾のリンクの溝にはめ込まれることで連結されています。受け部の溝は下に切れ目があるため、発射した弾のリンクが下がることでここから金具が抜けて外れ、排出が可能になるという仕組みです。

発射前の繋がった状態。薬莢の先端部分で接続されています

発射前はリンクにある四角い金具が、隣の弾の溝にはめ込まれています

発射するとリンクが真ん中あたりまで下がって金具が外れ、排出が可能になります

 リンクは4ヵ所にあるツメのせいで下方にしか動かないようになっています。しかもかなりキツ目に作られているらしく、ガッチリ噛んでいて手で押した程度ではビクともしませんでした。もっとも、一番下のリブの直径が大きいので、そこまで下げたとしても外すことはできませんけれども。

 お店の人が言うとおり、ちょっとやそっとでは外せない予感大。だから放出品はこのあたりにリンクが付いたままなのかと納得しました。

赤丸のところのツメが薬莢に食い込んでいます。その上のライン状の傷はツメが移動した跡

 手ではラチがあかないので、プライヤーの先端を薬莢のフチとリンクに引っ掛けてグッと握ってみました。すると少し動いたものの酷い傷が……。薬莢はアルミ製でリンクは鉄製。当然のように柔らかいアルミはサクサクと削れていってしまいます。

 1個はテストとして犠牲になってもらうことにして、4ヵ所のツメの部分を順番に少しずつ動かしてみます。数回繰り返したら外れはしたのですが、それはもう酷い有様に。

キラキラと輝く痛々しい4本の傷。この方法は却下です

 最初についていたようなうっすらとした傷ならまだしも、これではいくらなんでも傷が目立ちすぎるし薬莢がもったいないので、スライドさせて外すのはヤメ。次回は金ノコでぶった切ります。

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