ストレージはSATA3 SSDとHDDの堅実構成に
メインストレージには、コストを抑えつつ、十分快適な読み書き速度を得られる2.5インチSSDのSAMSUNG「860 EVO 250GB(MZ-76E250B/IT)」を選択。さらに2TBのHDDを搭載し、容量の大きな写真や動画もたっぷり保存できるデュアルストレージを構成している。
電源ユニットもCPUクーラーも定番品をチョイス
電源ユニット、CPUクーラーともに性能と組みやすさに定評あるモデルを選択している。
ちなみに、同価格帯の80PLUS GOLD認証の電源ユニットには、新たな定番品がうまれている。それが、鉄板電源ユニットメーカーであるS社のOEMというウワサのAntec「NeoECO Gold」シリーズだ。
最新モデルだけあって、こちらがイチオシで選択されるかと思いきや、石井さん、紅谷さんともに付属のSATA電源コネクターケーブルの構成に難色を示し、「ケーブルのために組みにくくなっている」と声をそろえていた。
問題となるSATA電源コネクターケーブルだが、まずSATA電源コネクター形状がネックになっている。電源ユニットをトップに搭載する際は問題ないのだが、最近主流のボトム搭載のPCケースでは、コネクターのL字が逆になってしまう。そのため、SSD/HDD接続時は、ケーブルを折り返して使用する必要がある。
さらに、なぜかケーブル先端部には4ピンペリフェラルコネクターが1基備わっている。そのため、5インチベイの光学ドライブに使う際には、中間にあるSATAコネクターでは届かず、ペリフェラル→SATA変換が必要になることもある。
電源ユニット自体の品質や静音性、安定性に問題ないだけに、残念だが組みやすさに直結するので、「NeoECO Gold」シリーズを選ぶ際は注意しよう。
ビデオカードは用途に合わせて搭載
日常用途から写真や動画の管理、編集を快適にこなせるCore i7-8700を搭載する総額13万3000円のベース構成。そのままCPU内蔵GPUで使用するのもありだが、ゲームを遊ぶなら、ビデオカードを搭載しよう。一時期は品薄、価格上昇していたビデオカードだが、ともに最近は緩和しており、週末特価も増えている。

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