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声優・田丸裕臣の今すぐ買いたいイケてるアイテム 第7回

スマートスピーカーを予備知識もなくいきなり使ってみた

2018年04月21日 12時00分更新

文● 田丸 裕臣

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LINE通話ができる
Clova Friends

 ここまでClova WAVEを使ってきたので、ここからはClova FriendsのほうでLINE通話を試してみます。なぜClova Friendsで通話をするかというと、現状では通話機能はClova Friends限定だからです。

 ザ・スマートスピーカーといった見た目のClova WAVEと違い、Clova Friendsのほうはどちらかというとかわいらしいデザインになっています。お子さんのいるご家庭だとすんなりなじむ感じがします。

スマートスピーカーというよりおもちゃのような印象の「Clova Friends」。左がブラウン、右がサリーです。見た目が違うだけで機能は同じです

そしてClovaの特徴として、呼び名(ウェイクワード)を変えられるというのがあります。Clova WAVEは普通にクローバと呼びかけていたのですが、どちらもクローバだと両方反応してしまうので、Clova Friendsのほうはアプリの設定でジェシカという呼び名に変更します。

 これは、僕にジェシカという名前の初恋の人がいるとか、外国の名前に過度な憧れがあるわけではなく、呼び方の選択肢としてクローバとジェシカの2択になっているからです。

スマートスピーカーとしては、背面のボタンが多く感じます。音量ボタンがあるのは、Wi-Fi環境がない場所でBluetoothスピーカーとして使えるように配慮してのことでしょう

 通話は一人二役ができないので、ここでは連載第4回で記事作成に一役買ってくれたマサオくんに手伝ってもらいました。例のごとく友達登録をして呼び名を「マサオ」で登録。LINE通話をするにはメッセージと同様、Clova Friendsに「ジェシカ、マサオに電話をかけて」と言えばかけてくれます。

 Clova Friendsは見た目に反してかなりパワフルな子で、500mlのペットボトルみたいなビジュアルをしておきながら、かなり大音量が出ます。なので、マサオくんにつながった時にかなり大きい声で「もしもしー!?」と来たのでかなりビビりました。

 通話音質に関しても良好で、なんの滞りもなく普通に会話できました。そしてClova Friendsに向かって語りかけているとまるでClova Friendsと会話しているようで、もう自分の中でのマサオくんのイメージが、元のチャラいビジュアルからすっかりClova Friendsのクマのビジュアルに大変身していました。

 もはやマサオ=クマです。クマサオです。あぁ、Clova Friendsの見た目にはこういった意味もあるのかと思いました。(※たぶんないです)

LINEで通話していると、ブラウンと話しているように錯覚することもあります。相手がどんなおっさんであろうと、可愛らしく思えてしまうのが利点であり弱点でもあります

 ちなみに、Clova Friendsにはバッテリーが内蔵されています。電源がない場所でも使えるのが、他のスマートスピーカーにはない強力なアドバンテージです。小型で持ち運べる大きさなので、外出先などでBluetoothスピーカーとしても大いに役立ちます。

朗読やジョークなど
妙に人間的な一面があるClova

 ここからはClovaのAIアシスタント機能に関して触れていきます。Google Homeでも試したニュースを読み上げてくれる機能ですが、当然Clovaにもあります。というよりも、Googleアシスタントでできることの大半はClovaでもできます。ですのでおもしろいなと思ったものを取り上げていきます。

 ニュースの読み上げに関しては、デフォルトではClovaのほうが僕は好きでした。Googleアシスタントは主にラジオニュースを流すのに対して、Clovaはニューストピックをサラッと読み上げてくれるからです。

 正直、僕は詳しくニュースを知りたい場合はネットでニュースを調べてしまいます。ですので大体どういう出来事があったかだけ知りたい僕にはClovaのほうが合っていました。

 声優目線でおもしろいなと思ったのが朗読機能です。試しに「クローバ、ももたろうを読んで」と伝えると、機械音声で「昔々……」と来るかと思いきや、普通に人の声で上手な朗読が聞こえてきました。しかもおじいさんとおばあさんでちゃんとキャストを変える徹底ぶり!

 これは驚きでした。ただのオモシロ機能で終わらすだけなら、わざわざ人の声で収録する必要がないと思うので、子供への読み聞かせなどへの配慮なのかなと思います。LINEさん、追加キャストがある場合はぜひワタクシもよろしくお願いいたします。

Clovaが人間的なのは、対話式で会話ができるからというのもあります。「おはよう」や「元気?」などの日常会話を振ると、毎回クローバもしくはジェシカというウェイクワードを言わなくても、ある程度連続して会話できるのです

 ほかにも、Clovaに「ガンダム」と言うと「クローバ行きまーーす」と言ったり「私も父にぶたれたことありません」といった、ウィット富んだ返しがきます。他にも「北斗の拳」と言ったら「あたたたたたたたた」と返してきたりしました。もしかしたら他にもたくさん用意されているかもしれません。

 本来ジョークは必要のない機能ですが、毎日を楽しくするための遊び心のある機能だと思います。朗読も含めこういったユニークな機能は、日本のユーザーに寄り添う形で非常に好感が持てます。

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