ファームウェアを書き込む
Pro Microのような汎用コントローラーを追加すすタイプのキーボードはファームウェアを書き込まなければ動作しない。このIrisでは前回解説した「DZ60」と同じ「QMK Firmware」が使われているが、DZ60のようにお手軽にファームウェアをカスタマイズできる方法はない。
だがファームウェアのビルド環境構築からカスタマイズまで含めると長い原稿がさらに長くなる。そこで今回はツール「QMK Toolbox」で簡単に書き込めるデフォルトのファームウェアを書き込み、動作させるところで終わりとしたい。
ファームウェア書き込みに際しIrisをPCに接続する必要があるが、その際は左手側のキーにマイクロUSBケーブルを接続しよう。逆にするとキーマップも鏡像反転してしまうのだ。
次はQMKを攻略する!
以上でIrisのビルドは終了だ。しかしデフォルトのファームではどうも使いづらい。配列を自在にカスタマイズしてこそ、キーボードを自作する意味があるというものだ。
そこで次回(最終回)は、QMKをカスタマイズし、Irisを自分好みのキーボードに染め上げることに挑戦する。乞うご期待。
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