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KTUの自作キーボー道 第3回

オープンソース系自作キーボード「Iris」のビルドに挑戦

2018年03月14日 12時00分更新

文● 加藤勝明 編集●北村/ASCII編集部

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Step 6 Underglow LEDとケースの組み立て

 最後にUnderglow LEDを組み込み、Irisの裏からボトムプレートを固定すれば見事完成だ。

 Underglow LEDには前出の「WS2812B」を使ったLEDテープで実装する。まずはLED6個ぶんのテープを切り出そう。もっと数が多くても点灯するが、USBの電力供給を考えると、6個程度に止めた方が無難だ。

NeoPixel LED、またの名をWS2812Bを使用したLEDテープはLED1個単位で長さを調整できる。銅色の電極の中央を走る黒い線に沿ってハサミでカットしよう。LED6個分を2本切り出す

LEDテープのリード線を付ける予定の場所に予めはんだを盛っておく。軽くこての先で暖めれば、あとは普通にはんだを溶かして乗せるだけ。左手用のDO端子も同様に予備ハンダをしておこう

 Underglow LED実装で重要なのは、LEDテープ側にある「Din(Data in)」「DO(Data Out)」の2つの電極の作る“流れ”を意識することだ。

 左手側基板の「RGB」端子とLEDテープ先頭の「DIN」を適当なリード線で結線し、左手側LEDテープ端の「DO」と基板側「Extra Data」端子を結線する。

 右手側は「Extra Data」→「Din」へ結線し、「DO」には何も接続しない。左右のExtra Data端子間をTRRSケーブルで結んでやれば、左手の「RGB」端子から右手の「DO」まで1つの流れができる。

 これが完成したら左右ともに「VCC」端子と「+5V」、「GND」と「GND」を結線する。DinとDOは端の端子を使う必要があるが、+5VとGNDはLEDテープのどの電極を使ってもいい。無理に配線をまとめようとするとはんだ付け難度が上がるので、+5VとGNDは少し離すのがコツだ。

左手側はVCC、GND、RGBの3つを使う。右手側はVCCとGNDだけ結線する

左手側はDOからExtra Dataへ結線し、右手はExtra DataからDinへ引き込む。右手のDOは終端なので何も接続しなくていい

これが完成写真だ。白いコードで配線したのがLEDの発光制御に使われるデータ線、赤と黒が電源系だ。データ線は必ずテープの端に接続するが、電源系はリード線がリーチしやすい電極ならどこでもいい点に注目。テープは中央よりもやや手前側に配置する方が光が見えやすくなるのでオススメ

これが発光イメージ(発光させるにはファームウェアが必要)。ステンレス板を使っているため、反射光がキッチリ見える

スペーサーはプレートの上下からネジでそれぞれ固定する(Underglow LEDはない状態で撮影した)。ステンレスプレートを使うなら外周だけでも十分強度が出るため、基板内部の5本のスペーサーは不要だ。あとはボトムプレートの下にゴム足を適宜張り付ける

これでIrisが完成。最後に好きなキーキャップを装着し、ファームウェアを書き込むことでマイEndgameキーボードとしての命を吹き込むことにしよう

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