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最新パーツ性能チェック 第220回

NZXTの魅せるMini-ITXケースに惚れた! 「H200i」を徹底チェック

2017年12月22日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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 サイド強化ガラスパネルはもちろん、OS上からファンとLEDコントロールが可能なスマートデバイスなど、魅力あるギミックをいろいろと備える新型PCケースの「NEW H」シリーズがNZXTから登場。なかでも注目なのが、魅せるPCケースでは選択肢があまりないMini-ITX向けの「H200i」だ。

NZXTの新型PCケース「H200i」。Mini-ITXで組む魅せるPCにベストだ。実売価格は2万円前後

 「H200i」は、ひと足先に登場したミドルタワータイプの「H700i」(実売価格3万円前後)の本体サイズを幅210×奥行き49×高さ372mmに縮めた感じだ。

 「H700i」が備えていた左サイドの強化ガラスパネルや左サイド上部のRGB LEDバー、ファンコントローラーとLEDコントローラーを兼ねるスマートデバイス、PC自作初心者でもケーブル配線を奇麗にまとめられケーブルガイド、シンプルなフロントデザインといった特徴は継承している。

 ここでは、ハイエンドな魅せるMini-ITX自作の2018年定番ケースに十分推せる魅力を持っている「H200i」を、じっくりチェックしていこう。

NZXTの新型魅せる系PCケースとなるNEW Hシリーズは3つの規格をラインアップ。ちなみに、海外ではレッドやブルーモデルも用意。是非とも国内登場に期待したい

NZXT H700iのスペック
カラーバリエーション ブラック(CA-H700W-BB)、ホワイト(CA-H700W-WB)
規格 E-ATX、ATX、Micro ATX、Mini-ITX
サイズ 230(W)×494(D)×516(H)mm
フロントインターフェース USB 2.0×2、USB 3.1 Gen1×2、Audio/Mic×1
ドライブベイ 3.5インチシャドウベイ×3、2.5インチシャドウベイ×7
ファンスペース フロント:140mm×2または120mm×3(AER F120×3基搭載済み)、トップ:140mm×2または120mm×3、リア:140mm×1または120mm×1(AER F140×1基搭載済み)
スマートデバイス ファン制御:3ch ファン×3(各ch最大10W)、LED制御:1ch NZXT製LEDストリップ×4またはAER RGB×5
クリアランス CPU全高185mmまで、ボード長413mmまで
NZXT H400iのスペック
カラーバリエーション ブラック(CA-H400W-BB)、ホワイト(CA-H400W-WB)
規格 Micro ATX、Mini-ITX
サイズ 210(W)×417(D)×421(H)mm
フロントインターフェース USB 3.1 Gen1×2、Audio/Mic×1
ドライブベイ 3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×4(内ひとつは3.5インチと排他)
ファンスペース フロント:140mm×2または120mm×2(AER F120×2基搭載済み)、トップ:140mm×2、リア:120mm×1(AER F120×1基搭載済み)
スマートデバイス ファン制御:3ch ファン×3(各ch最大10W)、LED制御:1ch NZXT製LEDストリップ×4またはAER RGB×5
クリアランス CPU全高164mmまで、ボード長411mmまで
NZXT H200iのスペック
カラーバリエーション ブラック(CA-H200W-BB)、ホワイト(CA-H200W-WB)
規格 Mini-ITX
サイズ 210(W)×349(D)×372(H)mm
フロントインターフェース USB 3.1 Gen1×2、Audio/Mic×1
ドライブベイ 3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×4(内ひとつは3.5インチと排他)
ファンスペース フロント:140mm×2または120mm×2、トップ:120mm×1(AER F120×1基搭載済み)、リア:120mm×1(AER F120×1基搭載済み)
スマートデバイス ファン制御:3ch ファン×3(各ch最大10W)、LED制御:1ch NZXT製LEDストリップ×4またはAER RGB×5
クリアランス CPU全高165mmまで、ボード長325mmまで

H200iの各部をじっくりチェック

 ここからは、「H200i」のホワイトモデルとなる「CA-H200W-WB」を写真でじっくりと見ていこう。なお、ビデオカードを固定するネジの表面コーティングが異なるだけだが、撮影に使用した「CA-H200W-WB」は発売前のサンプル品になる。

広い内部スペースを備え、ハイエンドビデオカードやオールインワン水冷の搭載が可能になっている

シンプルなフロントデザインを採用。インターフェースはフロントトップに備え、電源ボタンにはホワイトLEDを内蔵

トップには、最大1200rpm(+200rpm)の「AER F120」を標準搭載

リアにも「AER F120」を装備。フロントにはファンを装備していないので、デフォルトでは排気重視の仕様になっている

左サイドは強化ガラスパネルを採用し、強化ガラスの隅はブラックで塗装されている

強化ガラスパネルの固定ネジ。ネジはクッション材で覆われている

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