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シンプル表示からハードウェアのモニタリング情報、GIFまで幅広くカスタム可能!

液晶モニターで“魅せる”NZXT「Kraken Z63」は簡易水冷CPUクーラー新定番の筆頭候補

2020年04月25日 11時00分更新

文● 松野将太 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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 ここ数年、デスクトップPCやノートPCに搭載されるCPUのコア数は目に見えて増加傾向にある。メインストリームCPUの上位モデルが4コア/8スレッドだった時代も今は昔、最近は6コア/12スレッドを超えて、8コア/16スレッド構成のCPUもすっかり珍しくなくなってしまった。

 多コア化と性能の底上げに伴い、CPUの発熱が増大するのは当然の流れとも言えるが、ハイエンドPCでは空冷クーラーよりもオールインワン水冷ユニット(簡易水冷)、あるいは本格水冷を導入するユーザーが増えてきている印象だ。そのような潮流もあって、現行のオールインワン水冷ユニットは選択肢が多く、導入の手軽さと高い冷却力で人気が高い。

 NZXTは独特のモダンなビジュアルを採用した水冷ユニット「Kraken」シリーズを早い段階から市場に投入することで、この分野に関して鉄板と言えるほどの人気を集めているPCメーカーだ。

 そんなNZXTが2月にリリースした最新モデル「Kraken Z63」は、水冷ヘッドに2.36インチのLCD液晶モニターを採用。ポンプ構造を刷新して冷却能力を高めるとともに、ビジュアル面の表現力も強化したことで、新たな定番商品となるだけのポテンシャルを十分に備えたプロダクトと言っていいだろう。本稿では「Kraken Z63」のサンプルを借り受け、専用ユーティリティー「CAM」と組み合わせた活用方法、冷却性能などを検証している。

水冷ヘッドに小型液晶を採用、ビジュアル面での新たなアプローチ

NZXTの簡易水冷CPUクーラー「Kraken Z63」(型番:RL-KRZ63-01)。実売価格は3万5000円前後

ラジエーターサイズが280mmのため、パッケージもそれほど大きくない

水冷ヘッドの形状そのものは「Kraken X」シリーズとほぼ同じため、電源を投入していない状態では見分けがつきにくい

PCに組み込んだ状態。「CAM」との連携により、モニタリング情報やGIFアニメーションなどを表示できる

ポンプ部分の構造を変更したことで、従来製品より冷却力が向上しているという

 Kraken Z63は2連ファン搭載の280mmラジエーターを採用したオールインワン水冷ユニット。先に述べた通り、最大の特徴は水冷ヘッド部分に2.36インチのLCD液晶を搭載する点だ。24ビットカラー(約1677万色)のカラー表示が可能で、円状の液晶部分にCPU温度や使用率、動作クロックといった情報を表示し、目視で簡易モニタリングできるのが便利。

 さらに、容量20MBまでのGIFファイルを用意すれば、静止画や動画(GIFアニメ)の表示にも対応できる。従来製品の「Kraken X」シリーズで印象的だった“Infinity Mirror Design”とはまた違ったアプローチで、実用性を高めるもよし、ビジュアルを強化するもよしと、使い方により幅広い表現が可能なのは大きなメリットと言えるだろう。

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