さて、ハイエンドモデルであるRadeon RX Vegaシリーズでは、どのようなゲームタイトルが快適にプレイできるのだろうか。そこで、以下に示すテスト環境において、「Middle-earth:Shadow of War」(以下Shadow of War)や「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下PUBG)にてベンチマークを行なってみた。
テスト環境 | |
---|---|
CPU | Intel「Core i7-8700K」(3.7GHz、最大4.7GHz) |
マザーボード | ASUS「ROG STRIX Z370-F GAMING」(Intel Z370) |
メインメモリー | DDR4-2400 8GB×2 |
グラフィックスボード | AMD「Radeon RX Vega 64 Liquid Cooled Editionリファレンスカード」、AMD「Radeon RX Vega 64リファレンスカード」、AMD「Radeon RX Vega 56リファレンスカード」、PowerColor「Red Devil Golden Sample Radeon RX 580 8GB GDDR5」(Radeon RX 580 XTR)、ASUS「DUAL-RX580-O8G」(Radeon RX 580)、SAPPHIRE「NITRO+ RADEON RX 570 8G GDDR5」(Radeon RX 570)、ASUS「ROG STRIX RX570-04G-GAMING」(Radeon RX 570)、SAPPHIRE「PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5」(Radeon RX 560)、PowerColor「Red Dragon Radeon RX 560 2GB GDDR5 OC V3」(Radeon RX 560)、ASUS「RX550-4G」(Radeon RX 550)、MSI「Radeon RX 550 AERO ITX 2G OC」(Radeon RX 550) |
ストレージ | SAMSUNG「SSD 850 EVO」(Serial ATA 3.0、500GB) |
電源ユニット | SilverStone「SST-ST1200-G Evolution」(1200W、80PLUS Gold) |
OS | Windows 10 Pro 64bit版(Creators Update) |
以下、4つのグラフがそれらの結果となるが、比較的描画負荷が大きいタイトルでも、2560×1440ドットや1920×1080ドットといった解像度で高いパフォーマンスが発揮されているのが見て取れる。
どちらのゲームとも描画オプションは最高設定となるウルトラプリセットを用いているのだが、これだけ高いフレームレートを出してしている点は立派の一言。Radeon RX Vegaシリーズは、こういった描画負荷の高いタイトルでも快適にプレイできるGPUであると言える。
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