液晶テレビ&PCで4K HDRを楽しみたい!
ゲームや配信動画サービス、Ultra HD Blu-ray Disc、ハンディーカメラ、一眼レフカメラと、とどまることを知らない4K&HDR(High Dynamic Range)の波。
Windows 10の最新大型アップデート「Fall Creators Update」でHDRに対応するなど、PC環境も4KとHDRのサポートが着々と進んでいる。40~43型の4K液晶テレビなら、理想視聴距離(画面高さ×1.5倍)は80cm程度なので、PCディスプレーとしても使える。
価格面でも、液晶テレビのほうが優秀で、PC向けの4K HDR対応液晶ディスプレーは31.5型が、40~50型の4K HDR対応液晶テレビ(IPS方式)と同価格帯になっている。
4K&HDRに対応する液晶テレビに、Ultra HD Blu-ray Discの視聴から映像編集など、いろいろできるPCを組み合わせるのも面白い。
ゲームもありだが、4K HDRの映像美をじっくり、ゆったりと満喫するなら、Ultra HD Blu-ray Disc(UHD BD)が超オススメ。
感動必至な映像美を、さまざまなコンテンツで楽しめるUHD BDを楽しめるシアターPCを構築したい! ただし、必要なハードウェア要件はWindows画面のHDR表示や4K HDRゲームなどと比べると高くなる。
そんなUHD BDを楽しめるシアターPCに最適なマザーボードがGIGABYTE「Z370N WIFI」である。その理由を5つ紹介していこう。
著作権保護の要件が厳しいUHD BD
その前に、Ultra HD Blu-ray Discの再生条件がなぜ厳しいのか解説しておこう。通常(2K)のBlu-ray Discの登場時もデジタル出力時(PC)には液晶ディスプレー、グラフィック機能ともにHDCPに対応している必要があったが、Ultra HD Blu-ray Discではさらに条件が厳しくなっている。
その最たるものが、著作権保護管理「DRM(Digital Rights Management)」の仕組みとなる「AACS 2.0」を解除すること。このため、PC向けのUltra HD Blu-ray Disc対応再生ソフトCyberLink「Power DVD」は、Intel第6世代Coreプロセッサーの一部から導入がはじまったセキュアな実行環境で暗号化鍵の解除を行なう「Intel SGX」(Intel Software Guard Extensions)を利用する。
そのため、Intel SGXをサポートするIntel第7世代Core i5/i7(Kaby Lake-S/H)以降のCPU、Intel SGX対応マザーボード(BIOSサポート)が必要。
そのうえ、デスクトップPCで必須になる出力端子は、「HDMI 2.0a」と「HDCP 2.2」をサポートしている必要がある。
Z370N WIFIがシアターPCに最適な5大要素 その1
UHD BD再生の条件をクリアする希少なマザー
Ultra HD Blu-ray DiscのPC視聴に必要となるIntel SGX、HDCP 2.2、HDMI 2.0aをサポートする希少なマザーボードが、Intelの第8世代Coreプロセッサー向けチップセット「Intel Z370」を採用するMini-ITXマザーボードのGIGABYTE「Z370N WIFI」だ。
リビングにもマッチするコンパクトPCを組めるMini-ITX規格を採用している点や、魅せるPCにできるRGB LEDイルミネーションコントロール機能の「RGB Fusion」など、Intel SGX、HDCP 2.2、HDMI 2.0a以外の魅力もいっぱいだ。
Z370N WIFIがシアターPCに最適な5大要素 その2
第8世代Core iシリーズをサポート
GIGABYTE「Z370N WIFI」は、Intel最新CPUの第8世代Core iシリーズ向け。4Kビデオカメラなどで撮影した家族の4K映像や写真を編集するのにグッドな6コア/12スレッドの「Core i7-8700K」や、1万5000円前後でUHD BDの視聴などには十分な4コア/4スレッドを実現する「Core i3-8100」などと組み合わせられる。
なお、いずれもCPU内蔵GPUは「Intel UHD Graphics 630」になっている。