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T教授の「戦略的衝動買い」 第457回

透過液晶で絵がなぞれる電子メモパッド「Blackboard」を衝動買い

2017年11月22日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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精密な図形や細かい文字の記述はまだ難しい

一部ストッパーがないために、テンプレートの引力による垂れ下がり現象を最小化するために逆に曲げるといいかも

一部ストッパーがないために、テンプレートの引力による垂れ下がり現象を最小化するために逆に曲げるといいかも

 約3日ほどBlackboardを使ってみて気になったのは、薄いプラスティックでできたテンプレートが、上部の辺辺りがストッパーがないために、ダラリと落ちてくることぐらいだった。

 そしてBlackboardは最新の製品ではあるが、過去のBoogie Boardと比較して筆跡が特に細い訳ではなく、精細な文字や図版をきれいに描けることはないと感じた。

 実際に付属の専用ペンでの文字を書いてみると、横罫のテンプレートを筆記ガイドとして使用しても、全行に漢字や平仮名、カタカナを書くことは難しかった。1行間隔で描くことが最適のような感じだ。

横罫に全行日本語を埋めるのは今のペン先の感じでは難しい。無理せずおおらかに使用する発想の拡大と、思い立ったらクイックに絵で残してスマホでキャプチャするのがBlackboardの真骨頂だ

横罫に全行日本語を埋めるのは今のペン先の感じでは難しい。無理せずおおらかに使用する発想の拡大と、思い立ったらクイックに絵で残してスマホでキャプチャするのがBlackboardの真骨頂だ

 米国で発売されたばかりの最新のBlackboard。今後、日本でも従来の代理店であるキングジムが今までのBoogie Board同様、日本国内でも発売するのかどうか筆者は知らないが、米国の現在の販売価格である45ドル(約5000円)なら極めてお得な商品だろう。

 今後のBoogie Boardの目標は、もうひと回り精細な文字筆記と、キャプチャアプリケーションのAndroid対応だろう。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:
Blackboard by boogie board

価格:米国にて45ドルで購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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