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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第115回

やっと日本語に対応したGoogle謹製キーボード「Gboard」を徹底紹介

2017年10月29日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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Googleの検索結果をワンタップで入力できるのが便利

 日本語はフリック操作で普通に入力できる。変換候補はキーボード上に表示されるし、続く予測候補も表示される。特に迷わず利用できるだろう。

 「Gboard」のウリはGoogle検索機能だ。「G」アイコンをタップすると検索フォームが開き、画面下に結果が表示される。そして、その候補をタップすると検索結果のリンクとタイトルが入力されるのだ。天気を検索したなら天気と場所が自動的に入るし、店を検索したなら店名と住所、電話番号が入る。「検索」以外には、「YouTube」で動画へのリンクとタイトルを入力でき、「マップ」だと地図へのリンクがコピーされる。これまでは、ブラウザーと行ったり来たりしながらコピー&ペーストしていたのが、超簡単に処理できるようになる。

キーボード上の「G」アイコンをタップ

検索フォームにキーワードを入力する。サジェストから選んでも良い

検索結果をタップすると結果のリンクや店の名前、電話番号などがコピーされる

「YouTube」をクリックして検索すると動画がリストアップされ、タップすると動画へのリンクがコピーされる

「マップ」で検索すると場所の情報が入力される

リンクをクリックすると、該当箇所が地図で表示される

絵文字や顔文字に加えて手書き画像も描ける

 キーパッドの左下にある絵文字アイコンをタップすると、入力パッドが開く。左から順に絵文字、顔文字、手書きとなる。絵文字はキーワードで絞り込むことができ、使いやすい。顔文字は、5カテゴリーに分類されており、スライドして探せるようになっている。

 ユニークなのが手書き機能だ。ペンの太さと色程度しか選択できないが、描いた絵を画像として貼り付けることができる。署名の他手書きのお礼やイラストなどを描き込むのに便利だ。

絵文字を入力できる。キーワード検索も可能

カテゴリー分けされた顔文字が多数用意されている

手書きパネルを開き、ペンの太さを決める

色を選んだら手書きし、終わったら飛行機アイコンをタップ

ペーストすれば、手書き画像を描き込める

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