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9月15日に日本でも発表されるか!?

カメラやソフトが進化したSIMフリースマホ「ZenFone 4」実機レビュー

2017年09月08日 10時00分更新

文● 藤沢航 編集●ゆうこば

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Antutuスコアー11万点超え! メモリー優先利用設定も有効

Antutuの実行結果

 私が購入したのはSnapdragon 660にメモリー6GBを搭載した上位モデルです。Antutuベンチマークで測定した結果、スコアーは11万1447点でした。600番台で、ついに10万点を超えました。

 メインストリーム向けのZenFone 4ですが、性能的にはハイエンド志向のパワーユーザーに訴求できるレベルと言えます。

 Snapdragon 630を搭載した下位モデルがZenFone 3の正当後継機、上位モデルはZenFone 4 Proとの間を埋める新しいラインアップと見ていいかもしれません。

アプリ起動をブーストさせる「OptiFlex」

 ZenFone 3 Deluxeなどの大容量メモリーを登載した端末には以前から登載されていた「OptiFlex」。最大10個のアプリを選び、メモリーを優先的に割り振ることでより快適に使えるようにする機能です。選択するアプリは自分で選ぶか、使用状況に基づいて自動選択されます。

 使ってみると確かにアプリの立ち上がりなどで速さを実感できます。これに慣れると少ないメモリーの端末には戻れないかも……。

デュアルカメラでなくても利用できる「新ポートレートモード」
オートモードでも見たままの印象で撮影

刷新されたカメラアプリ

 ZenFone 4シリーズではカメラアプリも刷新されました。UIはよりシンプルなものになり、左右スワイプでモードの切り替えられます。ZenFone 4では山のアイコンをタップすることでメインカメラと超広角のサブカメラを切り替えできます。

 ZenFone Zoom Sにアップデートで追加されたポートレートモードはデュアルカメラを用いて被写体と背景の距離を測って背景ボケを演出します。

 一方、ZenFone 4に搭載されているポートレートモードはカメラひとつで利用できます。人物の顔を認識し、顔や体と背景の境目を掲出しているようです。ZenFone Zoom SのようにF値(ボケ具合)の調整はできず、被写体は人物限定となってしまいますが、超広角カメラやインカメラでも利用できる点が魅力と言えます。

※画像をクリック/タップすると実サイズで表示(1枚・約5~6MBほど)

※画像をクリック/タップすると実サイズで表示(1枚・約5~6MBほど)

※画像をクリック/タップすると実サイズで表示(1枚・約5~6MBほど)

※画像をクリック/タップすると実サイズで表示(1枚・約5~6MBほど)

 すべてオートモードで撮影しました。先代のZenFone 3と同様に、見たままを写すような印象です。逆光では一度の撮影でHDR補正がかかるリアルタイムHDR撮影が適用されます。食べ物撮影モードなどはありませんが、オートでもキレイに撮れました。

ワイドアングルカメラでの撮影も楽しい

メインカメラ

ワイドカメラ

 車のフロントガラスにピッタリ当てて空を撮影してみました。ガラス越しなので少し色味が変わっていますがメインカメラとサブの超広角カメラでは画角がかなり違うことがわかります。超広角特有の歪みもいい雰囲気です。

 望遠側はデジタルズームを使えば大抵のスマートフォンで実現できますが、広角側はそうはいきません。サブカメラとして超広角カメラを搭載していることで、いままでと違う撮影を楽しめます。

日本での発表日は9月15日!?

 台湾版を購入しましたが日本語化はバッチリ済んでいました。日本向けのAPNもプリセットされ、技適さえ通せばいますぐにでも発売できる完成度です。

 国内向けにはau VoLTEの対応や技適、「ATOK for ASUS」をプリインストールしたり、カメラのシャッター音調整機能の撤廃などの調整が加えられることでしょう。

ASUS JAPANのホームページには意味深なカウントダウンがスタート

 去年のZenFone 3は9月発表、10月発売でしたが今年はどうなるでしょうか。ASUS JAPANの公式ホームページには、ZenFone 4のグローバル発表時と同様のPR文句「WeLovePhoto」の画像が用意。9月15日に発表があるようです。

 果たして、ZenFone 4以外にもZenFone 4 Pro/4 Selfie/4 Selfie Pro/4 Max/4 Max Proのいずれか、もしくはすべてが出るのか。いまから楽しみですね!


※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

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