ネームバリューも実力も◎な
サイズのCPUクーラー「虎徹Mark2」
すでに秋の気配濃厚な今日この頃だが、CPUクーラーは時期に関係なく売れるアイテムのひとつ。スタッフイチオシ製品は、使用するCPUやショップで多少異なってくるが、多くのスタッフが口にするのが今年6月に登場したサイズの「虎徹 Mark2」(型番:SCKTT-2000)。
4500円前後の手ごろな価格で、十分な冷却性能と静音性を備えている点をはじめ、同社の従来製品より取り付けが簡単になった新設計のスプリングスクリュー仕様ブリッジ式リテンションの採用や、メモリーとの干渉少ないオフセットデザイン、PCケースを選ばない154(H)mmの全高など、ショップスタッフからは続々とオススメの理由が出てくる、まさに鉄板のCPUクーラーだ。
多くのスタッフがオススメする「虎徹 Mark2」だが、TSUKUMO eX. 6階の構成見積もりやPC組み立て代行を担当している石井氏は、「LGA1151版Core iシリーズの“K”なしモデルにオススメですが、とくにオススメなのが『Ryzen 7 1700』との組み合わせですね。付属CPUクーラーの『Wraith Spire LED』も確かに良いですが、『虎徹 Mark2』に交換すると冷却、静音性ともに、かなり向上しました。オーバークロックしても、静かにしっかり冷やしますよ」と熱く語っていた。
AMD「Ryzen」シリーズでイチバン人気の「Ryzen 7 1700」を、付属CPUクーラーの「Wraith Spire LED」で組んだ人は多いと思われるので、実際に「Wraith Spire LED」と鉄板CPUクーラーのひとつである「虎徹 Mark2」の冷却性能や静音性を比較してみることにした。
まずは両製品を写真でチェック
ひとまず、「Wraith Spire LED」と「虎徹 Mark2」との特徴を写真でお伝えしよう。
AMD純正クーラー
Wraith Spire LED
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