「キリン一番搾り生ビール」がリニューアルします。一番搾りの製法をベースに工程を見直し、味を刷新。新一番搾りは7月下旬製造品より順次切り替わるかたちで小売店に並びます。
酒好きの記者は思います。一番搾りはもともと十分においしかった。それをリニューアルとは?
酒税一本化に向けて成長を目指す
キリンビールは6月5日に新一番搾りの記者発表会を開催しました。ビール類酒税一本化によるビール酒税引き下げが始まる2020年を見据え、フラッグシップビールであるキリン一番搾り生ビールをフルリニューアル。一番搾りの30周年でもある2020年を中期的なゴールに据えます。
酒税一本化は、政府が2026年を目処に進めている税制改正。発泡酒や第三のビールなどに分かれているビールの定義を緩和し、ビール類として税金を一本化。発泡酒などの価格は増税されて高くなり、ビールは減税されて安くなる形です。
メインターゲットはビールの消費比率が高い40~50代。最近は多様化するビールの嗜好に合わせ、定番製品だけでなく、キリンビールブランドではクラフトビール「グランドキリン」や地域ごとのバリエーションを売りにした「47都道府県の一番搾り」といった新製品も展開しています。
そんな中でも、やはり最もビールを多く飲む層にむけてキリンビールの看板である一番搾りを「一番おいしいビール」と感じてもらいたい、日本のビールの本流でありたいと、味のグレードアップを追求しました。
新一番搾りはパッケージもちょっとだけ変化。上蓋は高級感ある金色に。缶の正面には雫のマークが従来品より大きくなってやや立体的に描かれています。
飲み比べてみた!
味は具体的にどう変わったのでしょうか?
新一番搾りは麦汁ろ過工程における温度を低温にすることで雑味・渋味を低減した、そう。また、酸味や甘い香りを抑制することで、より調和のとれた味わいを実現したとうたっています。
なるほど、ポイントは低温ろ化。味わいとしては「麦のうまみ」がアップした、とのこと。
んー、ですが……。説明をきいて、記者は「?」となってしまいました。一番搾りはもともと“一番搾り麦汁”のみを使用するため雑味が少ないクリアな味わいが特徴。それなのに、雑味がさらになくなったとは。
発表会では、従来の一番搾りとリニューアルした新一番搾りの両方用意がありました。おかげさまで、納得いくまで飲み比べができましたよ。
はじめに従来品を飲みました。キリッとしたラガーならではのキレと、スッとした後味。次にリニューアルした新一番搾り。香りが一番搾りより豊かな感じがします。うまみがあって、ふわっとまあるい風味。
どちらもおいしいけど印象として従来品は「キリッ」、新一番搾りは「ふんわり」。雑味が減ったぶんキレが増すのかと思っていましたが、違いました。
ですが、飲んでいるうちにわかりました。断然、新一番搾りの後味がクリア。
麦のうまみが上品に広がり、余韻が美しく消える。一方、従来品はキレこそ心地よいものの、やや抜けがギザギザしています。
けっこう印象が違う
ぜひ飲み比べてみて
実をいうと、飲んでいるうちビールがあたたまってきたことで差が鮮明になったものと思います。キンキンに冷えてはじめに飲んだひと口こそ、従来品のエッジがきいていて印象に残ったのですが、飲んでいるうちに新一番搾りの美しさが際立ってくる。
ぜんぜん、違いました。
どちらが良いかと言われると、私は新一番搾り。従来のキリン一番搾りも十分にクリアだと思っていたけど、比べてみて雑味を認識できたのはびっくり。それだけ新しいものがこだわりぬいてピュアに仕立てたのだと思います。
ただ、従来品を惜しむ声もあがるものと思います。どちらにしてもおいしいので、飲み比べてみないと味の差はそこまで意識されないかもしれませんが。
気になる人は夏前に今売っている一番搾りを買っておいてリニューアル後に飲み比べしてみてください。新一番搾りは7月下旬以降、順次店頭に並びます。
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ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!
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