柳谷智宣がAdobe Acrobatを使い倒してみた 第11回
Acrobatをデフォルトとして設定
PDFをダブルクリックしたらAcrobat DCが起動するようにしてみる
2017年06月07日 11時00分更新
本連載は、Adobe Acrobat DCを使いこなすための使い方やTIPSを紹介する。第11回は、PDFをダブルクリックしたらAcrobatが起動するようにしてみる。
Acrobat DCをインストールしているなら、PDFファイルをダブルクリックしたら起動するようにしておきたい。ファイルの関連付けという設定を変えればいいのだが、複数の方法があるのでいくつか紹介しよう。
Acrobat DCを初めて起動した場合
Acrobat DCを初めて起動すると、「Adobe AcrobatをデフォルトのPDFアプリケーションにします。」というダイアログが出る。ここで「はい」を押すと「Acrobatをデフォルトとして設定。」という画面が表示される。「続行」ボタンをクリックすると、「規定のプログラムを設定する」画面が開くが、それだけ。よくわからずにウィンドウを閉じてしまう人も多いのではないだろうか。ここでの正解は、アニメーションを真似して「Adobe Acrobat DC」を選択し、「すべての項目に対し、規定のプログラムとして設定する」をクリックすること。これでAcrobat DCが対応しているファイルを開くと、自動的にAcrobat DCが起動するようになる。
この画面を閉じてしまった場合は、「設定」の「アプリ」→「既定のアプリ」を開き、「アプリによって既定値を設定する」を選択すれば再表示できる。
PDFファイルの関連付けが変わってしまった場合
OSをアップデートしたり、ほかのアプリをインストールした時など、勝手にPDFファイルの関連付けが変わってしまうことがある。特にWindows 10の場合、ことあるごとに、Edgeブラウザーが起動するようになってしまう。これはマイクロソフトの問題なのだが、ユーザーとしては面倒なところだ。
もし関連付けが変わってしまった後にPDFファイルを開こうとすると、「このファイルを開く方法を選んでください」というダイアログが表示される。ここで「Adobe Acrobat DC」を選択し、下の「常にこのアプリを使って.pdfファイルを開く」にチェックを入れればいい。「OK」をクリックすれば、今後はAcrobat DCが開くようになる。
もし、関連付けが勝手に変更され、しかも「このファイルを開く方法を選んでください」というダイアログが出ない場合は、別の方法を試してみよう。まずは「設定」の「アプリ」から「既定のアプリ」を開き、「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」をクリックする。拡張子の一覧が表示されるので、「.pdf」をクリック。「アプリを選ぶ」メニューがポップアップするので、「Adobe Acrobat DC」を選択すればいい。関連付けが変更され、PDFファイルのアイコンも変更される。
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