2017年の時計業界を展望!「バーゼルワールド2017」レポート 第15回
超細密に再現された1027個の星と166個の星雲を文字盤に配置
シチズン、漆黒の宇宙をイメージし4.8等星以上の恒星1027個の星をレイアウトした「カンパノラ コスモサイン」
2017年05月29日 08時00分更新
シチズン時計はバーゼル・ワールド2017で発表した黒をテーマとしたクオーツウオッチ「カンパノラ」2製品を数量限定で販売する。8月頃の発売を予定している。
「無光の空間」をテーマとしたオールブラックモデルで、光で満たすことのできない宇宙空間をイメージする黒の文字盤を採用。「コスモサイン」は天体の運行を示す星座盤を採用し、北緯38度で見ることができる4.8等星以上の恒星1027個に加えてアンドロメダやオリオン大星雲など166個をリアルに配置した文字盤を持つ。月盤による月齢の読み取り、日の出/日の入り時刻の読み取りと月位置の表示機能も搭載。
同時に発売となる「ミニッツリピーター」は、闇の静寂から音にこだわったモデル。アラームは日本庭園の粋である水琴窟をヒントにした透明感と深みのある音色、高低2種類の音は朝昼晩でアラームの音色が変えることもができる。
両モデルともムーブメントはクオーツ、ケースはステンレス(デュラテクトDLC)、バンドはワニ革、風防にはデュアル球面サファイアガラスを採用。日常生活用防水。コスモサインは34万5600円で350個限定、ミニッツリピーターは43万2000円で200個限定。

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