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HoloLensで操作するシンセ「DeepMind 12」の演奏が不気味

2017年02月11日 12時00分更新

文● 四本淑三

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モバイル時代のドンピシャミキサー「GO:MIXER」

 モバイル楽器を使ったセッション用に、あるいはスマホで撮る演奏動画用に、もっと手軽に使えるミキサーや録音デバイスはないものか。いままでありそうでなかったのですが、ローランドがそのものズバリの「GO:MIXER」を出してきました。

 スマートフォン向けのオーディオインターフェースで、縦横95mm、厚み28mm、重さ100g。手のひらサイズのコンパクトさです。にも関わらず、入力は8chというのが立派。

 マイク(プラグインパワー/ファントム電源非対応)と、ハイインピーダンス対応のギター/ベース用入力、そしてステレオペアのキーボード入力。これらの入力はソフトではなく、本体のつまみでレベルが調整できます。そして、ここが現代のマイクロミキサーに欠かせない要素ですが、ステレオミニのライン入力も2系統あり、ほかのスマートフォンや音楽プレイヤーも接続できます。そしてこれらをモニターするためのイヤフォン端子がひとつ。完璧です。

 楽器アプリやシーケンサー、あるいは録音済みのオケをバックに、ギターやキーボードを弾きながら歌う。それをスマートフォンのムービーで撮る、というのがこのミキサーの典型的な利用シーンとして想定されているようです。

 スマートフォンとの接続はmicroUSBで、Andoroid/iOS向けの接続ケーブルも付属します。電源はモバイル端末のUSBバスパワーを利用。ボーカルトラックの音量を下げるセンターキャンセル機能もあり、カラオケ用途にも使える仕様です。

 発売予定は2017年3月。価格はまだ発表されていませんが、ひとつあると重宝しそうだし、これで音楽をネットに上げる人がまた増えるでしょう。

■関連サイト



著者紹介――四本 淑三(よつもと としみ)

 1963年生れ。フリーライター。武蔵野美術大学デザイン情報学科特別講師。新しい音楽は新しい技術が連れてくるという信条のもと、テクノロジーと音楽の関係をフォロー。趣味は自転車とウクレレとエスプレッソ

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