Kaby LakeとApollo Lakeなら4K動画視聴もバッチリ!
最新ベアボーンとM.2 SSDで手のひらサイズの超爆速PCをつくる (1/5)
2017年02月04日 12時00分更新
手のひらサイズを実現するインテルのNUC(Next Unit of Computing)プラットフォーム採用PCをはじめ、PCの選択肢としてすっかり定着しているコンパクトPC。PC自作で定番のLGA1151プラットフォームに先駆けて、投入された“Kaby Lake U”こと、インテルのモバイル向け第7世代Coreプロセッサーや、最新世代の省電力SoCとなるApollo Lakeを採用する最新のベアボーン&PCが各社から続々と登場している。
高精細な4K解像度で写真や動画を楽しめたり、ストレージパフォーマンスと容量をフォローできるM.2スロットと2.5インチベイのデュアルストレージベイを装備していたりと、コンパクトながら使い勝手グッドなスペックを備え、液晶裏面(VESAマウント)など置く場所にも困らない最新の小型PC。
なかでも、“Kaby Lake U”こと、モバイル向け第7世代Coreプロセッサーを採用したベアボーンの一部は、YouTubeを除くとPCでは初となるNetflixの4K動画視聴をサポートできるHDMI 2.0(HDCP 2.2)対応のHDMI出力端子を装備しているので注目だろう。
Netflixの4K動画視聴は、PCスペックのハードルが高めかつ、条件を満たしていても100%視聴できるとは限らないが、4K/@60Hzを主流のHDMIで出力できる点はうれしいところ。
そのうえ、第7世代Coreプロセッサーでは、動画処理支援機能に4K HEVC 10bitのデコード/エンコード、VP9のデコードが新たに追加。4K動画をモバイル向けCPUでも、滑らかに再生可能になっている点も魅力だ。
また、PCパフォーマンスはダウンするものの、お手ごろ価格の2万円台から選べ、日常やビジネス用途に十分使える省電力SoC採用ベアボーン・PCも要注目。低消費電力、低発熱というSoCのメリットを活かしたファンレス仕様の製品が多いのも魅力的。USB DACやスピーカー(ヘッドホン)と組み合わせてオーディオPCや、Linuxを使って24時間/365日稼働のサーバーを構築するにも狙い目だ。
そんな第7世代Coreプロセッサーや最新世代省電力SoCを採用した最新の小型ベアボーン・PCを紹介していこう。