電話・SMS・メール・LINEで最大10ヵ所に緊急メッセージ発信
「防犯ブザー」や「防犯ホイッスル」はだいぶポピュラーになった。シンプルに音が鳴るだけのもの、携帯電話と一体化したもの、デザイン性に優れたもの、警備会社が駆けつけてくれるものなど様々な製品が世に出回っている。
今回紹介するプリンストンの「みまもりホイッスル(PCP-WSL)」は、スマホ連動型。ホイッスルを吹くか緊急ボタンを押すと、電話・SMS・メールそしてLINEの4系統で現在位置付きの緊急メッセージを送れるという製品だ。
スマホ連動を前提にしていることからもわかる通り、どちらかと言えば中高生以上、そして夜遅く帰宅せざるを得ない社会人がターゲットと言える。さっそく詳細を見ていきたい。
スマホ連動で豊富な機能
前述の通り、みまもりホイッスルは、スマホと連動した豊富な安心機能が特徴だ。スマホと連動するには、専用アプリ「WISO」をインストールし、設定を済ませておく。スマホとの通信はBluetoothだ。
大まかな仕組みとしては、緊急時にホイッスルを吹くか、緊急ボタンを押すと、WISOで設定した動作を実行するというシンプルかつ堅実なもの。具体的には下記の動作が可能だ。
・SMSやメール、LINEを使って最大10ヵ所に緊急メッセージを送信
(登録できるのは電話1件、SMS3件、メール3件、LINE3件)
・緊急メッセージと共に位置情報追跡マップの送信(約2~3分ごとに更新)
・登録先1ヵ所に電話をかける(Androidのみ)
・スマホから警告音を発する(オンオフ可能)
・スマホで録音を開始する(オンオフ可能)
位置情報追跡マップは定期的に更新され、位置追跡に対応。警告音と録音については、オン/オフを設定できるようになっている。
スマホ連動は専用アプリから
では実際に、設定してみよう。まずは「みまもりホイッスル」に、付属のボタン電池を装着しておく。これで自動的に電源が入る。
続いて専用アプリ「WISO」のインストール。WISOはAndroid/iOSに対応しており、それぞれGoogle play/App Storeから入手できる。今回はiOS版をインストールした。インストールを終えて起動すると、ログイン画面が表示される。
ログインにはFacebook/Twitter/Google+/Yahoo! JAPAN/mixiのアカウントを使えば簡単。もし登録していない場合は、画面下部にある「アカウントの選択なし」をタップし、メールアドレスを入力することでログイン可能になる。
画面が切り替わり、位置情報の利用許可のポップアップが出現する。これは、緊急時に所有者の位置情報を登録した連絡先に通知するために必要なので、「許可」をタップしておく。うっかり許可しないをタップしてしまっても、iPhoneの設定から変更できる。
続いて画面上に「WISOデバイス」という文字が表示されるので、ここをタップすることで、「みまもりホイッスル」とスマホをペアリングできる。
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