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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測第172回

スリムでタフなスマホ3機種、arrows、AQUOS、DIGNOのスタミナは?

2016年10月24日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

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 スリムで防水&タフなキャリアのスマホ、「arrows SV」「AQUOS U」「DIGNO F」の3機種を比較してきたスマホ定点観測。4回目となる最後の比較は気になるスタミナ。バッテリー容量が小さいため苦手かと思いきや……意外なあの機種が勝ち続けた。

arrows SVAQUOS UDIGNO F

arrows SVが1勝を挙げるも
依然AQUOS Uがリード!

 今回もスリムで防水&タフな3機種、ドコモ「arrows SV F-03H」、au「AQUOS U SHV35」、ソフトバンク「DIGNO F」で比較を行なう。これまでの展開は初戦のスペック&料金、続くスピードチェックでAQUOS Uが2勝となっている。やはりスペックが他の2機種よりも高めな点がプラスか。

 それに続くのはarrows SV。前回のカメラ比較で待望の1勝を挙げた。勝ち星無しのDIGNO Fは良くも悪くも意外な結果を見せるのだが安定した結果が出ない。さすがに最後の大逆転は厳しいか?

 まずは主なスペックのおさらいから。

  ドコモ
「arrows SV
F-03H」
au
「AQUOS U
SHV35」
ソフトバンク
「DIGNO F」
メーカー 富士通 シャープ 京セラ
本体サイズ 約72×144×7.8mm 約71×141×8.3mm 約72×142×10.8mm
重量 約141g 約128g 約138g
画面サイズ 5型 5型 5型
画面解像度 1280×720ドット 1280×720ドット 1280×720ドット
OS Android 6.0.1 Android 6.0.1 Android 6.0.1
CPU 1.2GHz
(クアッドコア)
1.5GHz+1.2GHz
(オクタコア)
1.2GHz
(クアッドコア)
ROM/RAM 16GB/2GB 16GB/2GB 8GB/2GB
メモリーカード microSDXC(200GB) microSDXC(200GB) microSDXC(200GB)
下り最大通信速度 150Mbps 225Mbps 112.5Mbps
国内4G対応周波数 2GHz(1)、1.7GHz(3)、800MHz(19) 2GHz(1)、1.7GHz(3)、800MHz(18/26)、WiMAX 2+(41) 2GHz(1)、1.7GHz(3)、900MHz(8)、AXGP(41)
キャリアアグリゲーション × ×
VoLTE
連続通話時間 770分(LTE) 1200分(LTE) 880分(LTE)
無線LAN IEEE802.11n
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
カメラ画素数 1310万画素 1310万画素 800万画素
インカメラ 500万画素 500万画素 200万画素
防水/防塵 IPX5/IPX8/
IP6X
IPX5/IPX8/
IP5X
IPX5/IPX7/
IP5X
ワンセグ連続視聴 9時間40分 × ×
フルセグ連続視聴 × × ×
FeliCa ×
赤外線通信 × ×
NFC ×
Bluetooth 4.1 4.2 4.1
MHL(HDMI) × × ×
Miracast ×
SIM形状 nanoSIM nanoSIM nanoSIM
バッテリー容量 2580mAh 3010mAh 2300mAh
Qi × × ×
生体認証 × × ×
カラバリ Gold、Black、White ミントブルー、シルキーホワイト、エレガントブラック ホワイト、ブラック、レッド

 AQUOS Uは全体的なスペックが高いだけでなく、バッテリー容量も唯一の3000mAh超え。昨今のハイスペックスマホといえばこれくらいの容量は当たり前だ。続くのはarrows SVで2580mAh、DIGNO Fは2300mAhと明らかに小さい。

 もちろんバッテリー容量だけでなく、消費側も影響するだろうが、最も影響がありそうな画面サイズを見ると3機種とも5型で解像度もHDで同じ。となるとやはりバッテリー容量が大きいAQUOS Uが有利と予想したのだが。実際のテスト結果を見ていこう。

YouTubeの2時間再生テスト
arrows SVのスタミナが◎

 まずはYouTubeの動画を2時間再生し続け、その電池消費を見る。音量は中くらいに手動で設定。画面の明るさは自動調整に任せ、同じGoogleアカウントを使い、筆者宅のWi-Fiに接続、GPSを有効にし、Bluetoothはオフ。その他の設定は初期設定のままだ。バッテリーの消費経過はアプリの「Battery Mix」を使用してチェックしている。

  arrows SV AQUOS U DIGNO F
2時間視聴後の
バッテリー残量
87% 85% 77%

 arrows SVが2時間でバッテリーが13%減という良好な結果でトップに。残量87%だ。スペックは抑えめとはいえ、さほど大きくないバッテリー容量でこの好結果。いかにも最新機種らしい。

 惜しいのはAQUOS Uで15%減の85%。arrows SVとはわずか2%差で誤差の範囲とも言える。3機種のなかでAQUOS Uの画面はかなり明るめ、arrows SVは暗め、DIGNO Fがその中間といった明るさなので自動調整の差が出たかもしれない。

 DIGNO Fは残量77%。この数字だけを見るとかなり減っている印象だが、バッテリー容量が2300mAhでこの数字は過去の機種と比べても良い。

カメラ、Kindle、マップの連続使用
またもarrows SVがリードし続ける

 もうひとつのテストでは複数の機能を連続で使い、そのバッテリー消費を見る。まずはカメラで静止画50枚と動画を10分撮影、さらにWi-Fiに接続しKindleアプリをインストール、電子コミックを1冊ダウンロードして読み終え、そのまま外出してLTE圏内で30分間マップのナビを使用する。引き続き「Battery Mix」でバッテリー消費の経過をチェックした

  arrows SV AQUOS U DIGNO F
カメラ撮影後 96% 93% 89%
電子書籍1冊 94% 91% 88%
マップGPS30分 87% 83% 77%

 これまたarrows SVが常に勝ち続ける展開。なんと3回ともトップを走り続けた。カメラで4%減、電子コミックを1冊読んで2%減、マップで7%減と、いずれもさほど気にならないバッテリー消費。最終的に前のテストと同じく最後のバッテリー残量は87%となった。

 そしてまたも2位に甘んじたのがAQUOS U。カメラで7%減、電子コミックで2%減、マップで8%減と、常にほんの少しの差でarrows SVに後れをとっている。結果、最後のバッテリー残量は83%。AQUOS Uのバッテリー持ち自体は良いのだが、arrows SVがそれ以上に健闘している。

 3位はDIGNO Fでカメラで11%減、電子コミックで1%減、マップで再び11%減とDIGNO Fらしいというか、増減の幅が大きい。最後はこれまた前のテストと同じくバッテリー残量77%となった。DIGNO Fはこれまでのテストでも毎回得意不得意がハッキリ出ていたが、スタミナでも同じ傾向だった。

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