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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測第169回

スリムでタフなスマホ3機種、arrows、AQUOS、DIGNOを比較する

2016年09月26日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

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 iPhoneの防水対応が話題になっているが、Androidスマホは以前から防水・防塵対応機種が多い。さらに最近は耐衝撃を売りにしたスマホが“スリム”なデザインで登場している。そんなスマホが今回から比較するarrows SV、AQUOS U、DIGNO Fの3台だ。まずはスペック・料金・外観を見ていこう。

arrows SVAQUOS UDIGNO F

防水・防塵&タフさではarrows有利
全体のスペックではAQUOS U

 今回の3機種は防水・防塵、さらに耐衝撃といったタフ仕様。しかも外観はスリムでゴツさとは無縁だ。まずは3機種を簡単に紹介する。

●ドコモ「arrows SV F-03H」
米国国防総省調達基準(MIL規格)のうち14項目に準拠した耐久性を誇る。さらにアルミフレームにハードアルマイト処理、背面パネルにハードコート処理を施しキズがつきにくい。バッテリー容量はそれほど大きくないが、3日持ちをアピールしスタミナにも自信あり。

●au「AQUOS U SHV35」
ディスプレイ面に特殊化学強化ガラスを採用。美しいディスプレー、自動で切り替わる長持ちモード、IGZOなどの技術により「4日間以上」の電池持ちとのこと。人工知能のエモパーはバージョンが4.0に。ヘルスケア機能による健康管理や国内の場所を記憶する機能も加わった。

●ソフトバンク「DIGNO F」
MIL規格に準拠した耐落下衝撃テストを実施。強化ガラスの採用、ディスプレー周りにフチを設け直撃を防ぐデザイン。タッチ操作時は手が濡れていたり、手袋を装着していても使いやすいという。スマホ初心者向けの便利機能も多い。

 タフさという面ではMIL規格の14項目準拠というarrows SVが有利だろうか。その他のスペック、対応機能については以下のとおり。

  ドコモ
「arrows SV
F-03H」
au
「AQUOS U
SHV35」
ソフトバンク
「DIGNO F」
メーカー 富士通 シャープ 京セラ
本体サイズ 約72×144×7.8mm 約71×141×8.3mm 約72×142×10.8mm
重量 約141g 約128g 約138g
画面サイズ 5型 5型 5型
画面解像度 1280×720ドット 1280×720ドット 1280×720ドット
OS Android 6.0.1 Android 6.0.1 Android 6.0.1
CPU 1.2GHz
(クアッドコア)
1.5GHz+1.2GHz
(オクタコア)
1.2GHz
(クアッドコア)
ROM/RAM 16GB/2GB 16GB/2GB 8GB/2GB
メモリーカード microSDXC(200GB) microSDXC(200GB) microSDXC(200GB)
下り最大通信速度 150Mbps 225Mbps 112.5Mbps
国内4G対応周波数 2GHz(1)、1.7GHz(3)、800MHz(19) 2GHz(1)、1.7GHz(3)、800MHz(18/26)、WiMAX 2+(41) 2GHz(1)、1.7GHz(3)、900MHz(8)、AXGP(41)
キャリアアグリゲーション × ×
VoLTE
連続通話時間 770分(LTE) 1200分(LTE) 880分(LTE)
無線LAN IEEE802.11n
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
カメラ画素数 1310万画素 1310万画素 800万画素
インカメラ 500万画素 500万画素 200万画素
防水/防塵 IPX5/IPX8/
IP6X
IPX5/IPX8/
IP5X
IPX5/IPX7/
IP5X
ワンセグ連続視聴 9時間40分 × ×
フルセグ連続視聴 × × ×
FeliCa ×
赤外線通信 × ×
NFC ×
Bluetooth 4.1 4.2 4.1
MHL(HDMI) × × ×
Miracast ×
SIM形状 nanoSIM nanoSIM nanoSIM
バッテリー容量 2580mAh 3010mAh 2300mAh
Qi × × ×
生体認証 × × ×
カラバリ Gold、Black、White ミントブルー、シルキーホワイト、エレガントブラック ホワイト、ブラック、レッド

 3機種とも5型の画面サイズ。サイズや重さは微妙に違い、AQUOS Uが若干コンパクトで軽いが、3機種ともごくごく一般的なスマホのサイズだ。しかし前述のとおりに、防水・防塵対応、さらにタフだ。ただし防水・防塵対応は微妙に性能が違い、防水のIPX5は共通。これは噴流を最低3分注入しても通信が可能というもの。雨程度なら問題無いというレベル。さらにIPX7は常温の水深で1m、IPX8はさらに1.5mにそれぞれ30分放置して動作するというもの。水没しても浅いところなら大丈夫そうだ。

 防塵の場合は塵埃入りの装置で8時間攪拌し、IP5Xは内部に粉塵が侵入しても使える、IP6Xはそもそも粉塵が侵入しないという規格だ。そう考えるとやはり防水・防塵対応の部分でもarrows SVがIPX5/8、IP6X相当でリードと言える。

 ただしスペック全体で見ると3機種ともミドルクラスなのでそれほど高くない。ディスプレーの解像度はHD止まり。CPUも2機種が4コアでAQUOS Uのみ8コアを搭載。3機種ともメモリーが2GB。DIGNO Fはストレージが8GBと少々さみしい。ただし外部ストレージにはしっかり対応している。

 高音質な通話が可能なVoLTEには3機種とも対応しているが、複数の周波数帯を束ねて高速通信を行なうキャリアアグリゲーションにはAQUOS Uのみ対応。最高通信速度もやはりAQUOS Uが速い。

 国内向け機能では、arrows SVがワンセグに対応。しかも最近では珍しく伸ばせるアンテナを内蔵する。フルセグには非対応なので緊急時用として使えそう。おサイフケータイにはarrows SV、AQUOS Uが対応。赤外線通信にはDIGNO Fが対応とこれも微妙に違う。

 スタミナ面ではバッテリー容量ではAQUOS Uが3010mAhでリード。arrows SVはミドルクラスのスペックとは言え、ワンセグ対応もあって全部入りに近い。DIGNO Fは内蔵メモリの8GBやカメラの画素数もかなり控えめだ。

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