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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第234回

iPhone 7&iOS 10の新機能や便利なテクニックを活用する技

2016年09月21日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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手前に傾けて画面オン、ホームボタンを触ってロック解除

 iPhoneに何か通知が届いたと思って手に取ってホームボタンを押そうとしたら、Touch IDでサインインしてしまった・・・・・・という経験をした人は多いはず。そのときは、わざわざ通知やアプリを開いて確認しなければならず手間だった。

 しかし、iOS 10では、「手前に傾けてスリープ解除」という機能が追加された。iPhone 6s/6s Plus以降のみだが、ホームボタンを触らなくても画面が転倒し、通知を確認できるのだ。動作は、iPhoneの上端を上にして傾けるだけでいい。上下反対にしたり、横向きでは反応しない。また、画面が下になった状態から裏返しても、画面が点灯する。

 iOS 10ではロックを解除するにはスライドではなくホームボタンを押すようになった。それはまだいいとして、Touch IDを使うのにもホームボタンを押し込まなければならないのは面倒だ。これは、設定で従来通り、タッチするだけで解除できるように変更可能。気になる人はすぐにチェックしておこう。

画面を上にして傾けると自動的に画面が点灯する

ひっくり返した状態から上にしても点灯する

「設定」→「画面表示と明るさ」→「手前に傾けてスリープ解除」をオンにしておく

「設定」→「一般」→「ホームボタン」を開く

「指を当てて開く」をタップする

 以上が、iPhone 7&iOS 10の新機能や便利なテクニックを活用する技となる。ぜひ、最新機能を使いこなして、快適にiPhoneを活用したり、友達にドヤ顔していただきたい。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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