有料のアドオンを利用すれば
映像分析もできる高機能なアプリ
PLANEXスマカメアプリでは、動体検知のセンスレベルとその結果による録画動作の組み合わせを自分だけの“見守りモード”として設定し、そのオン/オフをメニュー右上に配置されている「スマオ」(スマカメのマスコットキャラ?)をタップすることで超簡単に設定開始および設定解除できる。
QR300もほかのスマカメシリーズ同様、内部にmicroSDカードを挿入し、ドライブレコーダーのように動画をストレージ容量の許す限り、ループ録画できる。
無料のPLANEXスマカメアプリでも、もちろん録画記録を事後に時間をさかのぼって確認できるが、動体検知で録画がはじまったイベントごとに時系列に列挙され、それを必要に応じて逐一見ることが必要だ。
動体検知の設定よってはあまりにも多くのイベントが発生し、目的の問題発見や、バラつきや偏りなどを見つけるのに多大な時間や操作が必要となってしまう場合も少なくはない。
そんな分析やクイックな評価が必要なユーザーなら、今回からサポートのはじまった「スマートプレイバック」と呼ばれる有料アプリが有効となる。
「スマートプレイバック」は、動体検知などで自動録画された多くのイベント録画を簡単に検索、再生できるアプリ内課金で、即座にアドオン機能を提供してくれる便利なグラフィック表示のアプリだ。一括支払いの3000円で購入すれば、同じOSなら複数端末間での共用が可能だ。
ユーザーの設定により、動体検知、microSDに録画されたイベントの数のすべてを総量管理すると共に、時間帯ごとの全イベントが時系列にグラフィカル表示され、任意の時間帯をタップすることによって、その時間帯のすべてのイベントを個別にトレース、再生できる。
日や時間帯ごとのイベント発生件数を掌握したり、その原因究明、対応の検討などに極めて強力な威力を発揮するだろう。
QR300は、スマホだけではなく無料のWindows版アプリでPCでも利用可能だ
また、スマカメはパソコン上でもWindows版「スマカメ」アプリ(無料試用版)を使用することで、スマホ同様にWindowsパソコン上で複数のスマカメを切り替えて、目的のスマカメの映像を見ることが可能だ。もちろんスマカメに内蔵したmicroSDカードに録画された過去の映像も見ることができる。
SOHOや中小企業なら有料の「スマカメPro」(初期費用2万2800円。別途、台数に応じた年間運用費用が必要)を活用すれば、遠隔に設置した最大16台までのスマカメをWindowsパソコン上で同時に監視することもできる。
SOHOでも使える高機能なウェブカメラ
スマカメアウトドアQR300は、昼夜を問わず、屋内外を問わず、寝室のベビーや留守宅に残したペット、ご家族、遠隔の複数のオフィスなどを見守りたいユーザーにとって、便利さとコストパフォーマンス、簡単設置を実現する“なんでも見守りカメラ”だ。
今回の衝動買い
アイテム:スマカメアウトドア QR300
価格:アマゾンにて2万9800円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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