このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第163回

ZenFone/Priori/Moto X、SIMフリーのバッテリー大きめスマホのカメラチェック

2016年07月04日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 SIMフリースマホの中でも大容量のバッテリーを搭載した端末を比較している当連載。今回はカメラをチェックするが、果たしてスペックがそのまま結果につながるのか? 撮影スピードと実際の画質を比べた。

ZenFone Max

Priori 3S LTE

Moto X Play

カメラのスペックは
Moto X Play、ZenFone Maxが上

 5000mAhのバッテリーを搭載したASUS「ZenFone Max」を筆頭に、4000mAhのFREETEL「Priori 3S LTE」、3630mAhのモトローラ「Moto X Play」という3台のSIMフリースマホを比較しているが、初回はスペックは抑えめとはいえ料金も相当安く済むPriori 3S LTEを勝ちとし前回はスペックで上回るMoto X Playがベンチマーク、実際の操作スピードでリードした

 今回はカメラの比較。まずは主要機能の一覧を見ていこう。

  ZenFone Max Priori 3S LTE Moto X Play
アウトカメラ画素数 1300万画素 800万画素 2100万画素
アウトカメラF値 2 2.4 2
インカメラ画素数 500万画素 200万画素 500万画素
インカメラF値 2 2.8 2.2
動画と静止画の同時撮影
動画最大サイズ フルHD HD フルHD
シーン設定の有無 ×
露出補正
ホワイトバランス調整 ×

 画素数だけを見れば今回もスペックが高そうなのはMoto X Play。2100万画素という数字は最新のハイスペック機種並と言える。インカメラも500万画素と高画素だ。マニュアル設定を見るとホワイトバランスだけ見当たらないものの、オートで撮る分には問題ない。露出調整はフォーカスマークで明るさを調整できるため○としている。

 13メガカメラを搭載したZenFone MaxもレンズのF値が小さい。インカメラはMoto X Playよりも上で撮影画像に期待したい。なお、手動のシーン設定は撮影モードのなかに一部あるものの多くはないので今回は×とした。

 Priori 3S LTEは画素数が低く、F値もそこそこ。撮影モードにはシーン設定も多く、こちらは○としている。価格が抑えめのスマホではよくあるスペックだが、果たして実際の撮影にどの程度影響があるのか。

 まずはカメラの起動時間から見ていく。

カメラ起動時間はMoto X Playが有利か

 カメラの起動時間は、ロック画面からの起動と、ホーム画面からの起動をそれぞれ片手操作でチェックする。ロック画面の場合は画面に触れたところから、ホーム画面の場合はアイコンに触れたところから時間を計測し、カメラ画面内にすべてのアイコン等が表示され撮影ができる状態になったところまでの時間を測っている。なお計測回数は各3回ずつ。設定は初期設定のままとしている。

  ZenFone Max Priori 3S LTE Moto X Play
カメラ起動速度 2秒37~2秒96(ロック画面) 1秒73~1秒90
(ロック画面)
1秒50~1秒73
(ロック画面)
1秒40~1秒57
(ホーム画面)
1秒37~1秒56
(ホーム画面)
1秒43~1秒46
(ホーム画面)

 まずロック画面ではMoto X Playが速い。ロック画面でどの方向にスワイプしても起動するため、とてもスムーズ。撮影画面もシンプルなのも有利だったかもしれない。

 Priori 3S LTEはホーム画面からの起動が速い。ただし3機種ともわりと近い計測値でダントツとは言えない。ロック画面からの起動はスワイプで起動する際にしっかり指をなぞらせないと成功しないためやや起動がゆっくりに。

 ZenFone Maxはロック画面のカメラアイコンが左上にあり、右利きの片手操作での起動は、アイコンが遠くて辛い。起動は本来両手操作すべきだろうが、今回は片手操作のままで計測した。アイコンをスライドさせるためなおさら不自然な持ち方になり、計測時間に影響した。

撮影間隔もMoto X Playが好成績!

 撮影間隔もチェックしている。これはオートの設定のまま同じ被写体を連続で撮影、1枚1枚がどれだけの間隔で撮影できているのかを見る。大変速い場合があるので撮影の様子を動画に撮り、シャッターを切るアニメーションなどを参考に撮影間隔を計測している。このテストも片手操作で各機種3回計測した。

  ZenFone Max Priori 3S LTE Moto X Play
カメラ撮影間隔 0秒80~1秒97 1秒00~1秒07 0秒46~0秒84

 これもMoto X Playが速い。連打して撮れる場合もある。シャッターボタンが無く、画面をタップすればシャッターを切れるため、持ち方に無理が無いのも良かったのだろう。

 ZenFone Maxも速いときはあるのだが、連打していると急に遅くなることがあり、ムラっ気がある。遅いときはやたら遅い。被写体やピント次第なのかもしれない。

 Priori 3S LTEは常にレスポンスが遅く、1枚1枚をゆっくり撮っていく感じ。スペックの差を感じる。ただシャッターボタンを押しっぱなしにして撮影する方法もあるため、実用上はもう少し速く撮影ができる。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン