よく使うサービスを5~6個に厳選しよう
筆者のオススメは、利用するサービスを5つもしくは6つに厳選すること。やはり、キーボードを閉じる1フリックの手間も減らしたい。その5~6個を先頭に持ってくれば、キーボードを閉じずに検索できる。なんなら、ほかの検索サービスは外しておいてもいいだろう。5~6個と幅があるのは、初期状態ではアイコンが5個しか表示されないため。設定から「小さいアイコン」をオンにすると、6個表示できるようになる。
ちなみに、急上昇ワードや履歴を非表示にすることもできる。そうすると2段表示になるが、履歴は欲しいところ。すると1.5段分しか表示されないので、結局最上段のみしか利用できない。
また入力候補を上下左右に移動することもできる。その場合はアイコンを表示できる数が増える。自分の持ち手によって、左右どちらにするか決めればよいだろう。
一軍入り確実の使いやすい検索アプリ
以上が神アプリ「Eureca」の説明書となる。PCのブラウザーは拡張機能を入れたりしているので、簡単に乗り換えるわけにはいかないが、iPhoneのブラウザーであればハードルは低い。さくっと検索するなら、「Eureca」ひとつで事足りるだろう。一度使えば、手放せなくなること請け合い。ホーム画面の1ページ目という一軍に追加するのに不足なしだ。
今回は触れなかったが、「カスタムアイテム」を作成し、登録することも可能。URLスキームを利用して、ほかのアプリで検索したり、コピーしている文字列を特定のサイトで検索するといった高度なことも行なえる。
なお、無料版には画面下に広告が表示されているが、有料版にアップデートすると無くなるうえ、ウェブページの表示にSafariやChromeなどを選択できるようになる。「Eureca」が一軍入りしたら、購入することをオススメする。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。
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