大人のビジネスマッチングサービス「Yenta」を体験してみた
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2016年1月にスタートした「Yenta」は、ビジネスパーソンをマッチングしてくれるアプリ。ユーザーは完全審査制で、安心できる。実はこの連載スタート前から個人的にも使っており、いい出会いに恵まれている。今回は、大人のビジネスマッチングサービス「Yenta」を体験してみた。
yenta | |||
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プラットホーム | アプリ | 企業名 | 株式会社アトラエ |
代表 | 新居佳英 | 設立 | 2003年10月24日 |
取引形態 | CtoC | 利用料金 | 無料 |
登録ユーザーは完全審査、マッチングは人工知能で
Yentaは、IT/Web業界の求人メディア「Green」を運営する株式会社アトラエが、今年1月にリリースしたアプリ。人工知能を活用し、ビジネスを加速させる出会いができるという。筆者はライターなので、人脈が命。とても興味を惹かれたサービスだったが、完全審査制というのが気になった。確かに、名刺情報を収集する業者などに入られたら困るので、その点は安心だが、せっかくの申請が通らないとへこんでしまう。筆者は毎日飲み歩いているのだが、かつて“飲める相手とマッチングするアプリ”に申請して拒否され、傷ついたことがある。できれば、どういう人が通るのか、通らないのか明確にしておいた方が、余計なアンチを生まなくていいと思うのだが。
なお、Yentaでの結果は、無事OKをもらえてすぐに利用できほっとした。アプリを起動すると、マッチング相手の情報やコメント、アイコンなどが表示される。このカードを右にスライドすれば興味あり、左にスライドさせれば興味なし、として分類される。ユーザーの提案は1日1回、12時に10人だけ。分類したら、20時にマッチング結果が表示される。アプリのデザインは紺を基調にしたシンプルな感じで、初めてでも操作に迷うことはないだろう。
最初、手探りで使っていたのだが、プロフィールが「○○の社長です、よろしく」のようなシンプルなものだと、まったく興味を持つことができなかった。自分のプロフィールも似たようなものだったので、慌てて手を入れて、何者なのかを伝えるようにしてみた。
2~3ヶ月の利用で85人とマッチングした!
2~3ヶ月間の利用してみたところ、なんと85人の人とマッチングが成立した。少なくともこの人数が、筆者のプロフィールを見て「興味あり」してくれたのだからすごい。この次は、コミュニケーションだ。とは言え、ちょっと自分から動くのに慣れていなくて、もじもじしていたら別のユーザーから連絡が来た。
最初に連絡をくれたのが「マニュアル作成ツール Teachme Biz」を運営しているスタディストのCTO吉田さんだ。筆者は新ビジネスの立ち上げに際してCTOを探していたので、ぜひお話を聞きたいと思い、早速ランチをセット。五反田のイタリアンレストラン「Yoshi's High」でお話しした。吉田さんはすでにYentaで何人かと出会っているそうで、色々と伺うことができた。もちろん名刺も交換し、Facebookでもつながって、飲み友だちになった。
次は、自分から動いてみようと思い、新たにマッチングした相手から、株式会社ココナラのCTO、恵比澤さんに連絡してみた。メッセージの送信画面から、テンプレートを選んで送信。10分ほどで返事が来て、会おうということになった。さりげなく、ランチでなく夜の飲みのほうがいいと伝えると、OKをもらい、新橋で会うことに。いろいろと盛り上がり、CTOに関するいろいろな話を聞かせてもらった。
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