このページの本文へ

柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第80回

PocketやEvernoteの死蔵記事をスマート管理する「StockMark」を徹底紹介

2016年05月11日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

スマートに記事を閲覧・整理する

 メイン画面から気になる記事をタップすれば、内蔵ブラウザーでウェブサイトが表示される。表示するとそのページは「アーカイブ」に保存されるが、画面下のメニューから「ストック」に戻したり、「スヌーズ」で12時間後に再表示したりできる。メイン画面の記事は時系列順に表示されるわけではなく、独自アルゴリズムに基づいて1日に数回レコメンドしてくれる。そのため、すでに大量のウェブページを登録している人でも、スムーズに死蔵記事をチェックしていけるのだ。

 画面上にある「マイストック」部分をタップすると、「スヌーズ」と「ストック」「アーカイブ」が表示できる。取り込んだ記事はまずリスのアイコンの「ストック」に表示される。閲覧したらアーカイブに保存され、カテゴリー別に分類される。あとで読み直すのも簡単だ。本アプリでは不要な項目を削除する必要はないのだが、間違えて登録してしまった項目などは「ゴミ箱」に移せばいい。

タイルから記事をタップする

内蔵ブラウザーでウェブサイトが表示された

画面下のチェックマークをタップするとメニューが開く

自動分類されたカテゴリーを変更できる

メニューからカテゴリーを絞り込める

アーカイブされている記事の一覧が開く

右上のスイッチをオンにすると、要約が表示される

記事を右にスライドするとアーカイブに保存される

記事を左にスライドするとスヌーズできる

摂取している情報の傾向を統計データからチェックする

 本アプリでユニークなのが、情報の取得・消費の傾向を可視化できる機能だ。メイン画面を下にスクロールすると、4つの分析ボタンが現れる。カテゴリー分析では、10種類のカテゴリーに自動分析された記事の数がわかる。ワード分析では、記事を解析し、興味のあるワードを抽出して可視化している。同様に、よくストックするメディアや閲覧している時間帯などをデータとして確認することもできる。

 ちょっと「スタートアップ・テック」が多すぎるな、と思ったら「カラダ・レシピ」や「趣味」のサイトをストックしてみよう、といったことが可能だ。

画面を下にスクロールすると分析ボタンが現れる

カテゴリー分析でよくストックするジャンルをチェック

ワード分析でよくストックする単語をあぶりだす

メディア分析や閲覧時間分析などの機能も備える

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン