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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第7回

【今月の自作PCレシピ】GWに10万円で組む最新パーツPC

2016年04月20日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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コンパクトで拡張性あるMicro ATXで構成

 マザーボードとPCケースに、PC一式の見積もりやマザーボード選びの相談で増えているというMicroATXを選択している猪狩氏。

 PCケース、マザーボードともにイチオシの製品で、PCケースには拡張性が高いCooler Master「N-Style N200(NSE-200A-KKN1-JP)」をチョイス。

 「最大355mmまでのビデオカードや高さ160mmまでのCPUクーラーに対応し、240mmラジエーターなども搭載できる高い拡張性が良いですね。フロントメッシュなど冷却面も考えられているので、ゲーミングPCにもオススメです」とのこと。

Micro ATXタイプのCooler Master「N-Style N200(NSE-200A-KKN1-JP)」。本体サイズは、202(W)×445(D)×378(H)mm

広めな内部スペース。2.5インチベイはマザーボードベース部などに4基備え、3.5インチHDDベイも3基ある

メーカー搭載例。簡易水冷なども搭載可能だ。光学ドライブは奥行き170mmまでの対応で、マザーボードによっては干渉する恐れも。当然、今回の構成パーツでは問題なし

長く使える高耐久マザーボード

 マザーボードは、Micro ATXタイプでは初という“12Kプラチナコンデンサ”を採用したASRock「Z170M Extreme4」だ。

 「お手ごろ価格のMicro ATXマザーボードもありますが、耐久性重視でコレを選択しました。LGA 1151プラットフォームはまだまだ続きますので、耐久性は大事ですよ。24時間の録画マシンにもオススメしています。安定性に定評のあるインテルLANや次世代SSDに対応するM.2スロットなど、耐久性以外のスペックもバッチリですよ」とのこと。

LGA 1151向けのMicro ATXでは初という12K耐久コンデンサーを採用。耐久性は長く使うPCだけに気になるところなので、安心感アップだ

ASRock「Z170M Extreme4」。IOパネルやオーディオ回路を覆うカバーもグッド。PCI Express(3.0) x4対応のM.2スロットやUSB 3.1ポートなど、最新インターフェースを装備。拡張スロット以外はATXとほぼ同じスペックだ

そのほかのパーツもこだわり

 爆速化による使い勝手向上と写真や動画の保存に不安のない、SanDisk製の容量240GB SSDとSeagateの回転数7200rpmの1TB HDD「ST1000DM003」でのデュアルストレージ構成に、安定した長時間動作も安心なサイドフローCPUクーラーのCooler Master「Hyper 103(RR-H103-22PB-J1)」や、「GeForce GTX 950」、「GeForce GTX 960」などのミドルレンジビデオカードを搭載しても問題ない容量550W電源ユニットと、各パーツとも使い勝手や将来性を踏まえたセレクトになっている。

SanDiskのエントリーSSDの「UltraⅡ SSD」。TLC NANDフラッシュメモリー採用モデルだが、読み書き速度に不満なし

「UltraII SSD 240GB」にWindows 10などをインストールした状態での「CrystalDiskMark」。サクサクと動作するPC操作感を体験できる

92mmのPWMファンを搭載したサイドフロー型CPUクーラーのCooler Master「Hyper 103(RR-H103-22PB-J1)」

CPU受熱ベース部はCPUとヒートパイプが直接接触するタイプを採用し、CPUからの熱をしっかりヒートシンクに伝える

80PLUS BRONZE認証を取得した容量550Wの電源ユニット。「組み立てやすさを考えて、セミプラグインタイプを選んでます」と猪狩氏

特価品狙いでコストダウン狙ってみる!?

 BUY MORE秋葉原本店スタッフ猪狩氏セレクトの“OS込み10万円PC”。混雑必至だが、大型連休ならでは特価品を組み合わせて、さらなるコストダウンを狙ってみるのも手だ。

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