人気SIMフリースマホ全カタログ【2016年3月編】 第4回
性能や使い勝手にこだわるならやっぱりフラグシップ級!
人気SIMフリースマホの特徴とスペック全紹介! 【高性能機編】
2016年04月02日 12時00分更新
最新Androidが利用できるNexus上位機
5.7型有機ELや高速指紋センサー搭載の「Nexus 6P」
グーグルみずから提供するNexusシリーズの最新モデル。その魅力はAndroidの最新バージョンが提供される点だ。まだ採用例が少ないAndroid 6.0はもちろん、次期バージョン「Android N」のPreview版もインストール可能で、今秋の正式版リリース時にはもちろんいち早く利用可能になるはずだ。
昨年は「Nexus 6P」「Nexus 5X」の2モデルが登場したが、Nexus 6Pはファーウェイ製の上位モデル。WQHD解像度(1440×2560ドット)の5.7型有機EL、CPUはオクタコアのSnapdragon 810(2GHz+1.5GHz)、3GBメモリーとスペックが高く、当然ながら動作はスムーズ。背面の指紋センサーはタッチ式で、スリープ状態で指を触れるだけで、スリープ解除と指紋認証が同時に行なわれ、一気に利用可能な状態になる。またLTEの対応周波数も多い。
リアのカメラも画素数こそ1230万画素だが、1/2.3型という大型センサーとF値2.0の明るいレンズで暗所に強い。なお、Googleストアで直販されるSIMフリー版のほか、ソフトバンクからも販売される(後者はSIMロックがかかっており、購入半年後に解除が可能)。
光学3倍ズームのカメラを搭載!
カメラが強力なASUS「ZenFone Zoom」
ASUS「ZenFone Zoom」は、高速インテル製CPU、4GBメモリー、5.5型フルHD液晶と後述する「ZenFone 2」とかなり共通したスペックを持つ一方、光学3倍ズーム&光学式手ブレ補正とカメラを大幅に強力にしたモデルだ。
そのほかZenFone 2からの強化点としては、128GBストレージの最上位モデルはCPUの動作クロックが2.5GHz(ZenFone 2は2.33GHz)、TD-LTEへの対応などがある。また上位モデル(64/128GBストレージ搭載機)にはブラック/ホワイトの本革カバーを使用。なかなかの高級感だ。
トップクラスの人気のSIMフリースマホ「ZenFone 2」
発売から少し経ったが、値下げでお買い得度はアップ
SIMフリースマホとして、まず名前が出てくるASUS「ZenFone」シリーズ。現行の看板モデルが「ZenFone 2」だ。5.5型フルHD液晶に、インテル製のクアッドコアCPU、4GBメモリーを搭載するなど、スペックは高い。昨年5月の発売だが、その頃からは価格が下がっており、お買い得度はアップしている。
対応周波数の多さも特徴で、ドコモXiの3バンドに加え、海外での利用にも適している。ただ、2014年リリースのZenFone 5(ディスプレーは5型)と比べ、5.5型液晶搭載と基本的には大型スマホで、横幅が約77mmと片手利用にはギリギリ。ZenFone 2にはメインメモリーが2GBになったモデルも用意されており、ミドルハイ編で紹介している。そちらは価格は3万円台前半だ。
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