2月末のMWC 2016に合わせ、筆者はイスタンブールへ立ち寄ってきました。アジアとヨーロッパが融合する不思議な街に、実はスマホがうじゃうじゃと販売されいてる「スマホビル」があったのです。
繁華街の店はマニアックすぎ?
イスタンブールの繁華街を歩けば、各キャリアの店舗やキャリアの看板を掲げた代理店を多数見かけます。最近では大抵どこの国でも1万円程度で買える低価格なエントリーモデルが売られています。しかし、イスタンブールのこれらのお店には低価格な製品はほとんど無いようです。スペックがまあまあなものでも2万円以上と、現地で手軽に1台買っちゃおうという気分にはなれません。
それではと、問屋街のある街へ行ってみました。そのエリアにはカメラビルがあったり、オートバイを扱うお店が集まるなど、ここならスマホや携帯電話を扱っている店がありそうです。でも、路地裏を歩いてみても携帯ショップが集まるようなエリアは見つかりません。唯一発見したのが「GSM」の看板を掲げるこちら。
表のショーケースを見ると、なんと大昔のノキアが大量に並べられています。中には新品同様のものもあります。価格も数千円と気軽に買えちゃいます。ノキアマニアな筆者はここでビンテージな端末を1台買っちゃいました。とはいえ、これを買うのはコレクターやマニアだけですよね。「トルコに来たから地元スマホの1台でも買いたい」という人にはこのお店はあまり向いていません。
イスタンブールはもしかしたらまともな製品と、あとはこんな「ビンテージもの」しかないのかもしれません。まあ、すべての国でスマホのマーケットがあるわけではありませんからね。仕方なくホテルに戻ろうと、別の路地裏を歩いていたら何やら怪しげなビルを発見。なぜかって、iPhoneの箱を抱えた人が小走りに入っていくんですよ。しかも、入り口から奥を見ると「TELEFON」とあります。これってテレホン?
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