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World of Warshipsが最高設定・60fpsで動くPCを10万以下で作った

「量産型ペイマックス」出航セヨ! WoWS仕様自作PCのススメ

2016年02月26日 18時00分更新

文● ASCII.jp 協力●加藤勝明 編集●南田剛志、村山剛史

たった14分で初見パーツだらけの自作PCを組み上げる達人、加藤勝明氏も登場!

連載一覧はこちら

たまにはアスキーっぽい自作PC話をしよう
WoWSは6年前のPCでもプレイできる優等生だが……

 今回は『World of Warships』(WoWS)が快適に遊べる低予算ゲーミングPCを提案します。

 問題は、その提案者がPCレビューすら未経験の筆者であるという点ですが、周りを固めるのは玄人なのでプラマイゼロです。ご安心を

 そもそも話をすると、筆者のPCが限界を迎えつつありまして。

 本当は昨年7月のβテスト直前に買い換えようと思っていたんです。ウォーゲーミング社の先行作『World of Tanks』がそこそこのスペックを要求していたので、最新作のWoWSはそれ以上だろうと。

 ところが、いざ蓋を開けると、6年前に購入した編集作業用のデスクトップPCでもALL「中」設定で動いてしまい、ALL「低」になんかしたらヌルっヌルで超快適。グラフィックの質には高低問わず慣れてしまう筆者は、そのままプレイを続けて今に至るわけです。

6年前に購入したデスクトップPC「DELL Studio XPS 8100」でもWoWSは問題なくプレイ可能

ALL「中」設定(描画のみ「遠」)でもWoWSをプレイできてしまったばっかりに、PCの買い替えどきを逃した感が……

ALL「中」設定での港画面。細かい艦上構造物はオミットされてしまうが、プレイにはまったく支障ない。なお、ALL「低」で徹夜プレイしていると、波間に浮かぶ描写の甘い敵艦が(疲れ目で)全部ズムウォルトに見えてくるから不思議

目指せ、50万円PC!?

 とはいえ近頃は冷却ファンの回転音が目立つようになり(軸がぶれ始めている?)おそらく異音に変わるのも時間の問題。普段は編集作業に使っているので、壊れてもらっては困ります。

 というわけで重い腰を上げ、昨年夏に果たせなかったゲーミングPC自作に踏み切ったわけです。

 そして、秋葉原情報を毎日お届けするITニュースサイトをお手伝いする身であるからには(遺憾ながら)それなりのモノでなければいけません。

 WoWS関係の自作PCとしてまず名前が挙がるのは、WoWSの運営元ウォーゲーミングジャパンのミリタリーアドバイザー・宮永忠将氏が自腹で組んだ「ペイマックス(PAYMAX)」。なんと合計50万円オーバー! その後、奥様用という名目の2号機がこの連載に登場しています(これも30万円台という噂)。

ある意味、WoWS公式自作PC!?
爆速マシン「ペイマックス(PAYMAX)」のパーツ構成

CPU:Intel Core i7 5960X
マザーボード:ASUS RAMPAGE V EXTREME
ビデオカード:ELSA GeForce GTX 980 4GB S.A.C
ストレージ:Intel SSD 530 480GB+2TB HDD×2 RAID1
メモリー:DDR4 4GB×4枚
電源ユニット:Corsair RM850 850W
冷却:Corsair H100i 水冷CPUクーラー
PCケース:Corsair VENGEANCE SERIES C70 MILITARY GREEN
OS:Windows 7 Pro 64bit

 しめて50万円超。ほぼ1年前の2015年3月に制作されたPCなので、いまならもう少し安価に組める、かも。

写真はペイマックス2号機(と自腹を切った漢・宮永氏)

 さすがにこれとタメを張るのは無理。納税近いし。

 そこで今回は(懐の都合上)逆を行きます。つまり、快適に遊べてリーズナブル、コスパ重視。さしずめ「量産型ペイマックス」といったところ。

 というかWoWSって、“グラは綺麗なのに低スペックでも十分遊べるから広い層におすすめできる”ことが特徴の1つだと思うので、筆者はぜひとも高コスパをオススメしたいのです。

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