Q:個人番号カードを紛失すると個人情報がダダ漏れになってしまう?
A:個人番号カードに付いているICチップには、税金や年金、病歴など、プライバシー性の高い重要な記録は入っていません。また、ICチップの情報を見るには、暗証番号が必要です。一定の回数間違えると、アクセスできなくなるので、第三者が不正アクセスできる可能性は低いと言えます。
さらに、暗証番号を使わずに、不正な方法でICチップのデータを読み出そうとすると、壊れてしまうような安全措置も用意されています。マイナンバーは、セキュリティ評価を行う国際標準のISO/IEC15408認証を取得しており、安全性が高いと言えるでしょう。
ちなみに、暗証番号を設定する項目は4つあります。利用者証明用電子証明書は英数字6文字以上16文字以下で設定します。署名用電子証明書と住民基本台帳、券面事項入力補助用はそれぞれ数字4桁で設定します。
つまり、最低でも2種類、最高で4種類の暗証番号を設定することになります。ここで注意したいのが、生年月日や電話番号、車のナンバープレート、住所など他人が推理できそうな番号は絶対に避けることが重要です。
前述のように、暗証番号さえわからなければ、情報が漏洩する可能性はほとんどありません。面倒だからと言って、個人番号カードに暗証番号をメモしたりするのは言語道断です。
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