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重さ1.15kgで9時間半駆動、10.1型「HP Pavilion x2 10-n100」レビュー

2016年02月02日 10時00分更新

文● 高橋量、編集●ハイサイ比嘉

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 日本HPの「HP Pavilion x2 10-n100」は、キーボードを取り外すことでタブレットとしても利用できる10.1型2-in-1 PCだ。重量は、キーボード装着時でも約1.15kgしかない(本体のみの重量は約595g)。そして、その最大の魅力は、クラムシェル型ノートのような使いやすいキーボードが付属しながらも、価格が安く入手しやすい点にある。日本HPの直販サイト「HP Directplus」では最小構成価格5万9800円(税別)と、リーズナブルな価格で販売されている。今回はこの「HP Pavilion x2 10-n100」につていて、実際の使い勝手や各種ベンチマーク結果を紹介しよう。

タブレット、ノートPCのどちらのスタイルでも利用できる日本HPの10.1型2-in-1 PC「HP Pavilion x2 10-n100」

主なスペック
製品名 HP Pavilion x2 10-n100
価格(税別) 5万9800円から
CPU Intel Atom x5-Z8300(1.44GHz)
メインメモリー
(最大)
2GB(DDR3L) 1600MHz
ディスプレー
(最大解像度)
10.1型IPS(1280×800ドット)、マルチタッチ
グラフィックス
機能
Intel HD Graphics(CPU内蔵)
ストレージ 64GB eMMC
LAN機能 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)
インター
フェース
USB 3.0端子、USB Type-C(USB 2.0)端子、microsHDMI端子、Bluetooth 4.0
カードスロット microSD/SDHC/SDXC対応
カメラ 有効画素数約92万画素Webカメラ
センサー 加速度、ジャイロ、デジタルコンパス、周辺光
サウンド機能 B&O Play ディアルスピーカー、デュアルマイク、ヘッドホン・マイク兼用端子
サイズ 本体:約幅265×奥行き175×高さ10.0mm、キーボード装着時:約幅265×奥行き183×高さ16.7(最厚部20.0)mm
重量 本体:約595g、キーボード装着時:約1.15kg
バッテリー
駆動時間
約9時間30分
OS Windows 10 Home(64bit)

多様な使い道がうれしいコンパクトなボディ

 HP Pavilion x2 10-n100のボディは非常にコンパクトだ。本体サイズはタブレット時:約幅265×奥行175×高さ10mm。付属のキーボードドックを装着した状態では、約幅265×奥行183×高さ16.7~20mmとなる。フットプリント(設置面積)としては、B5サイズ(幅257×奥行き182mm)よりも長辺がわずかに大きい(プラス8mm)程度だと考えれば、サイズ感をイメージしやすいだろう。

タブレット時のフットプリントは約幅265×奥行き175mm

高さは10mmで、電源ボタンのある上面部はやや薄く作られている

キーボードドック接続時の最厚部は約20m

 重量はタブレット時で約595g、キーボードドック接続時で約1.15kgだ。タブレット時の重さは標準的ではあるものの、キーボードドックと一緒に持ち上げるとやや重く感じる。だがクラムシェル型ノートと考えれば非常に軽く、実際にバッグの中に入れて外出先に持ち歩いてみたのだが重さはそれほど気にならなかった。

 本体カラーとしては、サンセットレッドとブリザードホワイトの2色が用意されている。今回試用したのはサンセットレッドのモデルで、鮮烈な赤いボディがとても印象的だ。ボディの素材には一般的な樹脂が使われているが、メタリック調のマット仕上げとなっており安っぽさは感じられない。指紋や油脂による汚れが目立たない点もうれしい。

インパクトのあるサンセットレッドの本体カラー

キーボードドック(底面)はファンレス仕様ならではのスッキリとしたデザイン

 HP Pavilion x2 10-n100は液晶ディスプレーの向きを変えてキーボードドックに接続することで、さまざまなスタイルで利用可能だ。接続にはマグネット方式が採用されており、液晶ディスプレーをキーボードドックに近づけるだけでスルッと装着できる。取り外しはやや強めの力がいるものの、基本的に取り外しは容易だ。

接続面の両サイドにはマグネットヒンジが用意されており、磁石の力で簡単にはめ込むことができる。中央の端子は液晶ディスプレーとキーボードを接続するドッキングコネクターだ

液晶ディスプレーを逆向きに接続したスタンドモード。このままひっくり返して設置するとテントモードとなる

液晶ディスプレーを最大角度まで開いた状態。キーボードドックがある程度重いのは、この状態でも安定させるためだ

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

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