グーグルは1月26日、Google Cultural Instituteで日本の工芸品を世界に紹介する「Made in japan:日本の匠」を公開した。
Google Cultural Instituteとは、2011年にスタートした世界各地の美術館や博物館が参加するオンラインプラットフォーム。オンライン上で600万点を超える美術作品や歴史的文献に、世界中のユーザーが簡単にアクセスできるツールの開発・提供にグーグルは取り組んでいる。
Made in japan:日本の匠は日本の無形遺産に注目し、27都道府県の82種の工芸品を日本語、英語で紹介している。
今回のプロジェクトに参加した、立命館大学アート・リサーチセンター 客員協力研究員/京都女子大学 前﨑信也准教授によると「これまでは最終成果物として出来上がった作品の姿は写真で見ることはできたが、制作の過程を紹介する画像があまり世の中に公開されていなかった」と、製作工程を新規で撮影したり、所蔵する美術館などに画像の提供を受けたという。
工芸品は、サイトに掲載された日本地図からや年代、素材や技法など、絞り込み検索をして閲覧することができる。