今後の拡張に期待
ただし、Pi-Topに普通のノートPCのような使い心地を期待すると痛い目にあうことでしょう。筐体はおもちゃっぽいプラスチック、キーの触感は500円程度のキーボードより頼りなく、pi-top OSやCEED Universeも時々フリーズしたり、うまくカスタマイズできなかったりと、未完成&粗削りな部分も散見されます。
さらにScratchでハードウェア制御を学べるとしながら、肝心のGPIOやSPIなどのヘッダーピンはすべてハブ基板に接続されてしまうため、ブレッドボードを接続してLEDを接続……といった定番の作業ができなくなっています。
しかし、GPIOやSPIなどのピンはハブ基板下部のコネクターに接続されているようで、ここにアドオンモジュールを接続することで外部ハードの追加も可能になる、というのがPi-Topの構想のようです。こうしたモジュールが揃ってくれば「電子ブロック」的な楽しみ方もできそうですね。今後に期待しましょう。