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最新パーツ性能チェック ― 第183回

NVMe対応「Samsung SSD 950 PRO」の512GBを計測

2015年11月11日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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片面実装の「MZ-V5P512BW」

 容量512GBモデルの「MZ-V5P512BW」は、「SM951」の512GBモデルと違って、コントローラーやNANDフラッシュメモリーを片面(表側)に搭載している。型番やシリアルNoが記載されているシールを剥がして、各種チップとともに「MZ-V5P512BW」を眺めていこう。

 なお、この手のシールを剥がすと、おおむねメーカー保証が受けられなくなるので、いくら気になっても剥がしてはだめだ。

Type2280の「MZ-V5P512BW」。コントローラー、NANDフラッシュメモリー、キャッシュは片面実装になっている
Samsung独自開発のトリプルコアプロセッサーコントローラーの「UBX」を採用。「SM951」シリーズと同じになるが、第2世代V-NANDに最適化されているという
NANDフラッシュメモリーは、32層の第2世代「V-NAND」を2チップ搭載している。チップ型番は「K9UMGY8SCA」になるキャッシュは容量512MBで、LP DDR3メモリーになる。当然こちらもSamsung製だ
Samsungオリジナルユーティリティーの「Samsung Magician」。最新のバージョン4.8で、「SSD 950 PRO」に対応

リード2600MB/sの「MZ-V5P512BW」

 続いては、ベンチマークテストを使って「SSD 950 PRO」のパフォーマンスを見ていこう。テストにはX99チップセットを搭載したLGA2011v3プラットフォームを用意。CPUはPCI Express3.0のレーン数が28レーンになる「Core i7-5820K」だが、ビデオカードを搭載している状態でも、M.2スロットはPCI Express3.0 ×4で動作する。

 NVMeドライバーはWindows10標準ではなく、Samsungのウェブサイトで提供されているドライバー(Ver1.0)を導入している。ドライバーはWindows 7/8.1/10の32bit/64bitをサポートする。

 ベンチマークには定番となる「CrystalDiskMark 5.0.2」、「ATTO Disk Benchmark 3.05」、「AS SSD Benchmark 1.8.5636.37293」、「PCMark 8」の4つを使用している。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-5820K」(定格3.3GHz/TB時3.6GHz、6コア/12スレッド)
マザーボード ASUS「RAMPAGE V EXTREME」(Intel X99 Express)
メモリー PC4-17000 8GB×4
ビデオカード EVGA「06G-P4-4992-KR」(GeForce GTX 980 Ti、GDDR5 6GB)
SSD Crucial「CT512MX100SSD1」(512GB)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」(750W/80PLUS GOLD)
OS Windows 10 Pro(64ビット)
デバイスマネージャーで確認すると、「NVMe Samsung SSD 950」として認識。なお、Windows 10標準ドライバーでも同じ型番で認識されていた

公称値を上回る数値をマーク
CrystalDiskMark 5.0.2

 テストデータ1000MBで実行したが、シーケンシャルリードが2602MB/s、同ライト1541MB/sと、公称値を上回る数値をマーク。とくにリードは、32Gbpsの高帯域幅となるPCI Express3.0 ×4のメリットを引き出した数値になっている。ライトと含めてシーケンシャルは単体SSDとしては最速と言えるだろう。

 ランダムはシーケンシャルほどのインパクトはないが、リードで641.6MB/s、ライトで420.5MB/sと十分高速。さらにスレッド数を“4”に変更すると「4KQ32T4」は、リードが最高1240MB/sまでアップ。IOPSに換算するとリードが公称値超えの約30万2900IOPS、ライトは公称値の11万IOPSにわずかにおよばない約10万2790IOPSになった。

CrystalDiskMark 5.0.2の結果キュー数:32、スレッド数:4設定時の計測結果

(→次ページヘ続く 「Windows10のドライバーでは性能を発揮しない」)

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