週間リスキー 第5回
非サポートのMoto 360やSmartWatch 3をiPhoneとつなげてみた
Android WearをiPhoneでじっくり使ってみたよ:週間リスキー
2015年11月05日 17時00分更新
※週間リスキーはアックン・オッペンハイマーとやんちゃデジタルKidsたちがテクノロジーとサブカルチャーの交差点からお届けする、たいへんマニアックなコーナーとなっております。初見の方はご注意ください。
9月始めに公開されたiOS版のAndroid Wear。現在は「LG Watch Urbane」、「Huawei Watch」などをサポートしているようですが、実際は大半のAndroid Wearとサクッとペアリングできて、画面にはちゃんとアイテムのビジュアルも表示されるという対応ぶりはご存じのとおり。
気になったので使ってみました
ワタクシ、「Moto 360」とXperiaのセットで使っていましたが、コレがそれなりに便利だったので、ソニーの「SmartWatch 3」と「iPhone 6 Plus」との組み合せでも使ってみることにしました。
自分の場合、スマートウォッチの便利なところって通知機能だと思っています。
外出時はだいたい端末を身近な所に携帯しているからいいけれど、自宅や職場では机の上に置いてあることは多々あるし、職場でプライベートな端末はカバンの中ってこともあるだろう。そんな訳で大事なメールや電話を取りこぼしてしまうという問題が起きてしまう。
スマートウォッチを使いだしてから、取引先からの着信とか大事なLINEの通知は取りこぼさなくなり、無用のトラブルを回避できて色々と平和です。
知人や友人、それにACCNからは「iPhoneを持ってんなら、Apple Watch使えよ!」と色々と言われるけれど、なんだか好きじゃないのよ。 仕事でしばらく使ってみたけれど、つくりが良いし綺麗なのは認めるけど買うほど欲しいと思えない。そういう気持ちで流石にあの金額は出せない。だから、iOS版「Android Wear」アプリの登場を結構喜んでいる。自分の場合はこれで必要にして十分。
できないことはまだまだ沢山
「OK Google」で始まるボイスコマンドだが、天気などの簡単な内容は反映されるが「ボイスメモに録音」になると、iPhone上でのボイスメモの起動の仕方を案内するなど、対応までにしばらく時間がかかりそう。
また、この手の製品のお楽しみであるカスタマイズはあまり期待できない。ウォッチフェイスを外部からダウンロードしてきたり、便利なウォッチアプリなどはiOS環境下ではそろっておらず何もできない。自分が一番残念だったのは、心拍や歩数などのデータが、iOSの「ヘルスケア」の方へは反映されないことですね。
でも、まだ最初のバージョンが公開されたばかり。これからアプリが続々と登場することを期待したいです。
結局Apple Watchか?
iPhoneとの完全連携なスマートウォッチを期待するならば、Apple Watchなのは当然の結果。でも単純な通知にしか使っていない(使わない)のであれば、Android Wearで十分。ショップでは結構お安く売っていたりするので、ひとつどうですか?自分はまだまだしばらくはAndroid Wearでいきます。やっぱりApple Watchはあまり好きじゃないので……。半年もすれば状況が変わるかな……。

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