このページの本文へ

新感覚すぎ! ヤマハの電動アシストロードバイクがマジスゴイ!

2015年10月10日 12時00分更新

文● 荻窪 圭 編集●ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

実走してわかった!
今までの電動アシスト車とはまったく違う

 場所は下総運動公園のサイクリングコース。一周1.5kmほど。試乗会場はこんな感じ。スポーツ自転車に乗り慣れた各ジャーナリストが実車を借りてコースに出る。

では走ってきますの図。ヘルメットは自前です

試乗開場の様子なり

 走り出す前に各部チェックしよう。

今からここを走る

 駆動ユニットはボトムブラケット部分に。クランクシャフトとモーターがつながっている。

これが小型軽量となった新ユニット。フレームの下にうまくおさまっている。フロントは2段。50/34Tのいわゆる「コンパクトクランク」だ

 基本パーツはシマノの105。

ディレイラーはシマノの105。シマノはロードバイク用に様々なランクのコンポーネントを用意しているが、105は中間にあたるランク。本格的なスポーツ車なら105以上は積みたいよね、という感じ

ブレーキもデュアルコントロールレバーも105で統一だ

 用途を考えたら、最高のパーツチョイスである。

タイヤは700×25c。一般的なロードバイクは23c(タイヤの太さを表す)なのでそれより少し太い。デフォルトを25cにしたのはターゲットを考えればよい選択だ。タイヤは消耗品なのでいつでも好みのものに変えられる

 バッテリーは本当にコンパクト。付属のUSBアダプターを装着すれば、モバイルバッテリーとしても使える(モバイルバッテリーとしてはちとデカいけど、いざというときに)。

2.4Ahで540g(500mlのペットボトルひとつちょっと分)

 ここにバッテリーをつけたら、ボトルケージはどうするんだ、と思う。他の場所に装着できるオプションを考えたいと言っていたけど、一番気になった点ですな。

 また、駆動ユニットのコントローラーはモニターとコントローラーが別になっている。小さな四角いコントローラーは電源ボタンとバックライト、さらに上下キーとセレクトだけというシンプルな構成だ。モニターは着脱式。これを装着しないと電源が入らないので駐輪時ははずして一緒に持って行くべし。

 ついでに、コントローラー横のフタを外すと、microUSBポートが。これを使ってスマホを充電したりUSB対応のライトをつけられる。ここはmicroUSBじゃなくて普通のUSB A端子をつけるべきだろうと思うけど、変換アダプターを噛ませて使うしかない。

USBを使った電力供給ができるのはうれしいが電動アシスト車としては小さめのバッテリーなので、ライト用に使うのがいいかも

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン