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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第2回

【今月の自作PCレシピ】6.7万円で省電力&無音PCを組む

2015年08月14日 17時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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マザーボードはACアダプター付属の
ASRock「N3150DC-ITX」

 光学ドライブ以外はスピンドルレスを実現するために猪狩氏が選んだのは、ACアダプター駆動向けのASRock製マザー「N3150DC-ITX」だ。65WのACアダプター(2pinメガネ電源ケーブル)が付属しているので、対応するACアダプターを探して、秋葉原をうろうろする必要がないのは、うれしいところだ。

今回のレシピのキモとなるACアダプター駆動のMini-ITXマザーボードASRock「N3150DC-ITX」。ファンレス仕様のCPU冷却と、ACアダプター駆動で極静音を実現可能

 オンボードのBraswellは、NUCなどでは登場していない4コア/4スレッド、定格クロック周波数1.6GHz、最大2.08GHz動作の「Celeron N3150」。

 そのほかの主なスペックは、メモリーがDDR3-SODIMM(DDR3-1600、DDR3L-1600/最大16GB)×2、拡張スロットはPCI Express 2.0(x1)×1(ビデオカードは非対応)、ハーフサイズmini PCI Express×1。

 ディスプレー出力はDVI×1、HDMI×1、DisplayPort×1。インターフェースはUSB 3.0×6、USB 2.0×6、ギガビットLAN、7.1chサウンド、SATA3.0×4と充実。

4基のSATA3.0ポートや4基のUSB3.0ポート(IOパネル)、DVI、HDMI、DisplayPort出力端子などを備える

 PCケースには「カラバリ豊富で、設置場所に応じて色を選べる」というRAIJINTEK製Mini-ITXケースの「METIS」をチョイス。「将来的に別のPCを組むときも、流用できる拡張性を備えており、価格も手ごろなのでオススメですよ」とのことだ。

ヘアライン加工のアルミパネルを採用し、カラバリが豊富なRAIJINTEK「METIS」

 一般的なPCケースでACアダプター駆動のPCを組むと、電源ユニット搭載部が丸々空いた状態になってしまうが、「METIS」は電源ユニットの排気口がPCケース下部にくる形なので、ほかのPCケースほど気にならないだろう。逆に自然なエアフローが期待できるかもしれない。

ATX電源ユニットの排気口はPCケース下部にある。空いた状態でも気にならないだろう

 「METIS」は筐体サイズ190(W)×277(D)×254(H)mmのコンパクトサイズながら、拡張スロットを2基備え、長さ240mmまでのビデオカードの搭載が可能になっている。ドライブレイアウトは3.5インチシャドウ×1、2.5インチシャドウ×2で、リアに120mmファンを搭載している。当然だが、スピンドルレス運用ではファンは外してしまおう。

そのほかのパーツもしっかり厳選

 ASRock「N3150DC-ITX」のメモリーは1.5V駆動のDDR3と1.35V駆動のDDR3Lに対応しているが、猪狩氏はちゃんと省電力なDDR3Lをチョイス。

 悩みどころのSSDは、猪狩氏も愛用しているというSamsung「SSD 850 EVO」の250GBモデルだ。在庫限りだが、同社のSDカードやmicroSDカードがバンドルされた特別モデル(MZ-75E250B/CP)もあるという。

1.35V駆動となるDDR3L-1600 SODIMMの4GB×2枚セットCFD「W3N1600PS-L4G」

2.5インチ SSDのSamsung「SSD 850 EVO」。容量は250GB

 これで、低消費電力でスピンドルレスな小型PCのできあがりだ。大容量SSDに変更してiTunesサーバーにしたり、「Chrome リモート デスクトップ」を導入して「艦隊これくしょん-艦これ-」などのPC向けブラウザゲームをAndroidやiOS搭載スマホで遊んだり、省電力&静音のメリットを活かした用途に使おう。

 最後はちょっと気になる4コア/4スレッド、定格クロック周波数1.6GHz、最大2.08GHz動作の「Celeron N3150」の性能をチェックしてみよう。

→次のページヘ続く (「Celeron N3150」の性能をチェック

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