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夏のベストセレクション2015第7回

ASCII.jp編集部 ナカムラがオススメ

バッファローの4×4接続11acWi-Fiルーターは只者じゃない!

2015年07月12日 12時00分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp

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 2015年の夏はこれを買えば間違いなし! 旬のデジギアやおススメ製品をASCII.jpの編集者/ライターが紹介します。
 毎日使いたいスマホやハイレゾヘッドホン、この機会に買い換えたい周辺機器と自作PCパーツ、さらにASCII.jpとしては外せないPCとジャンクフードもバッチリ押さえてます! 記事一覧はこちら

 バッファローがハイエンドルーター「WXR-2533DHP」(直販価格は2万7864円)を発売した。最新の無線LAN規格「11ac 4×4」対応で同時に4帯域を使用し、複数の端末との通信を同時に処理できる「MU-MIMO」に対応。大型の4本可動アンテナで、家じゅうに電波を届けて、安定した通信が可能だという。

 スマホ/タブレットを買い替えたり、ネット回線を見なおすことはあっても、ルーターはそのままという家は多いのではないだろうか。そこそこの速度が出てつながればOKという考え方もあるが、あえてハイエンドルーターをオススメするのにはそれなりの理由がある。

 WXR-2533DHPはパフォーマンスが優れているだけではなく、Wi-Fi対応家電など、増え続ける家庭内のWi-Fi子機に対して安定した通信ができるような機能を備えているのだ。

大型可動アンテナ&ビームフォーミングでさくさくつながる

縦置き時にはスタンドをつける。横置き状態。

 4本のアンテナは、角度を変えて電波の向きを最適化できるうえに、モバイル機器など家じゅうを動き回る端末を狙って電波を届ける「ビームフォーミング」に対応することで、より確実に家の隅々まで安定した高速通信を可能にするという。

マンションや平屋のような横長の住居ではアンテナを立てて扇状に開くと横方向、3階建ての一軒家のような縦長の住居では、アンテナを倒して扇形に開くことで縦方向の電波環境を作れる。
右側面。左側面。
電源やLANのポートは右側にある。

11ac & 256QAMと4×4アンテナでバッファロー史上最速!

 高速通信規格「11ac」にくわえて、変調方式は2.4GHz帯の「256QAM」に対応する。4チューナー×4アンテナ搭載で同時に4帯域を使用し、実効スループットは約1258Mbps(バッファロー実測値)。

 5GHz帯では最大1733Mbps(規格値)、2.4GHz帯は最大800Mbps(規格値)となり、バッファロー史上最速の通信性能を実現した。

1.4GHzデュアルコアCPU&帯域別の補助チップを搭載
高スループットを期待できる!

 CPUに1.4GHzデュアルコアを採用し、複数の機器と同時に通信するときでも高速で処理できる性能を備えている。さらに、2.4GHz帯用、5GHz帯用にそれぞれ補助チップを搭載することで、2種の電波を同時に高速処理し、高スループットを維持する。

裏面はメッシュ状で、熱を逃がす構造になっている。

 これだけ高性能だと熱がこもって性能が落ちないか心配になってしまうが、WXR-2533DHPは大型ヒートシンクを内蔵するため、高速処理による熱を効率的に排気できるのだ。

最大3台の同時処理が可能「MU-MIMO」

 WXR-2533DHPは、11ac最大の技術である「MU-MIMO」に対応する。「MIMO」は複数のアンテナでデータを送受信し、擬似的に広帯域を構成する無線通信技術だが、1基のアンテナから1台の機器としかデータの送受信ができなかった。MIMOを進化させたMU-MIMOでは、1基のアンテナから同時に複数の機器と同時に通信が可能で、WXR-2533DHPは最大3台の端末で速度を落とさず同時に処理が可能だ。

 なお、MU-MIMOを利用するには端末側もMU-MIMOに対応している必要があるが、2015年7月の現時点では、MU-MIMO対応の端末は発売されていない。各社スマホは夏モデルから対応機器が出てくると言われているが、現時点では時代を先取りした機能といえる。

ゲストポート機能で自宅を訪れた友人たちにも
セキュアなWi-Fiを提供できる

下の赤いボタンを押すとゲストポートが開放される。

 自宅を訪れた人たちに安全にWi-Fiを提供する「ゲストポート」機能を備える。既存の家庭内ネットワーク上のNASやPCなどへの接続は遮断するため、安心してお客さんにWi-Fiをつかってもらえる。ゲストポートは親機のボタンひとつで開放できる。

 WXR-2533DHPは、通信速度にこだわるだけの製品ではなく、家庭内のWi-Fi対応機器が増えていくことを見据えて、複数の機器が安定した通信を利用できるような機能を備えている。ルーターを新調したいと考えている人はぜひ購入を検討してほしい製品だ。

訂正とお詫び:初出時、スペックの表記に間違いがありました。お詫びして訂正いたします。
(誤)4チューナー×4アンテナ搭載で同時に4帯域を使用し、実効スループットは約1258Mbps(理論値)。
(正)4チューナー×4アンテナ搭載で同時に4帯域を使用し、実効スループットは約1258Mbps(バッファロー実測値)。

編集部 ナカムラ

 ASCII.jpでPC周辺機器を主に担当。現在一人暮らし。実家に住んでいた頃は、自分の部屋まで無線LANの電波が届かないことが悩みだった。

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