2015年7月1日からスタートした「Apple Music」。定額制の音楽ストリーミングサービスで、類するものとしては「LINE MUSIC」の印象が強くあり、「Amazon Prime Music」「KKBOX」「AWA」も先行している。海外で利用者の多い「Spotify」も国内展開を準備中で、すでに電通やソニーが接近済み。後発となるApple Muiscがどう攻めていくのか、気になるところだ。
また、YouTubeやニコニコ動画がいつの間か音楽プレイヤー的な側面を備えたサービスに変貌しており、前述の音楽配信サービス群よりもなじんでいる人が多い印象もある。こちらはこちらでがんばっているので、「はたしてYouTubeやニコニコ動画を黙らせられるのかしら」と興味をかき立てられるだろう。
Apple Musicは「iOS 8.4」以降から対応するもので、iOS以外ではWindowsとMacの「iTunes 12.2」以降でもOK。iOSのバージョンを上げたくないなら、Windows/Macのほうでチェックしてみるといいだろう。Androidは秋以降に対応予定で、最終的にはほとんどのユーザーがOSを意識しなくても利用できるようになるはず(Windows PhoneやFirefox OS搭載デバイスはどうなるんだろうか)。
また、2015年9月30日まではトライアル期間として無料で利用でき、トライアル終了後の料金は月額980円(税別)となっている。ただし、メンバーシップ登録時の設定では課金の自動更新がデフォルトになっているため、とりあえず様子見という方は「Apple Musicの自動課金はオフにした?」を参考に自動更新をストップしておこう。