ライター・中山智は、なぜ「VAIO Z Canvas」を買ったのか?
本物のペンのように書けるスタイラス、
しっかり固定されるフリースタイルスタンドも魅力
もちろん、デモ機はすでに触っているので、本物のペンのように書き込めるスタイラスや、ラクラクと角度を変えつつタッチ操作やスタイラスで筆圧をかけてもしっかりと固定される不思議なフリースタイルスタンドも魅力だ。
KIRA V832もタッチ対応モデルなのだが、クラムシェルタイプの場合、手を伸ばしてタッチ操作するよりも、キーボードやタッチパッドで操作するほうが手軽なため、思ったほどタッチディスプレーを使う頻度は少なかった。
VAIO Z Canvasはキーボードが分離して、タブレットとしても使えるので、タッチ操作で使う機会がもっと増えるのではと思っている。特に飛行機や新幹線などの移動中に、動画の視聴や電子書籍の読書などエンタメ系に活用できそう。この辺りは、実際に実機が届いてからチェックしたいポイントだ。
購入したモデルは、メモリーが16GB、
SSDが512GBのミドルクラス
購入したモデルは、メモリーが16GB、SSDが512GBのミドルクラス。最近はクラウドサービスを活用しており、モバイル用PCには必要最低限のデータしか保存していないので、SSDの容量にはこだわりはなかったが、せっかくのモンスターマシンのパフォーマンスをフルに引き出したいと考えて、メモリーは最大の16GBをチョイスした。
残念なのは注文に出遅れてしまったこと。それでも受注開始日の夕方にはオーダーをしたのだが、配送予定日は最速の5月29日ではなく、6月5日と1週間以上も伸びてしまった。手元にモンスターPCが届くのが待ち遠しい現在である。
主なスペック | |
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製品名 | VAIO Z Canvas |
価格(税別) | 24万9800円から(直販価格) |
CPU | Intel Core i7-4770HQ(2.2GHz) |
チップセット | ― |
メインメモリー(最大) | 8GB(8GB、増設不可)または16GB(16GB、増設不可) |
ディスプレー(最大解像度) | 12.3型ワイド WQXGA液晶(2560×1704ドット、3:2、約250ppi)、静電式タッチパネル、グレア(防汚・指紋防止コーディング) |
グラフィックス機能 | Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵) |
ストレージ | 1TB(512GB×2)/512GB 第2世代ハイスピードSSD PCI Express ×4(32Gb/s)、256GB SATA SSD(6Gb/s) |
光学式ドライブ | ― |
LAN機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T) |
インターフェース | USB 3.0端子×2(1ポートは給電機能付き)、HDMI端子(4096×2160/24Hzまたは3840×2160/30Hz出力対応)、Mini DisplayPort端子(4096×2160/24Hzまたは3840×2160/30Hz出力対応)、Bluetooth 4.0 |
カードスロット | SD/SDHC/SDXC(UHS-Ⅱ) |
カメラ | リア:8Mカメラ(有効画素数約799万画素)、フロント:HDウェブカメラ(有効画素数約92万画素) |
センサー | ― |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、モノラルマイク、ヘッドホン端子 |
キーボード | 日本語配列、または英字配列(ストローク:約1.35mm、ピッチ:約19mm) |
サイズ | 本体:約幅301.0×奥行き213.0×高さ13.6mm、キーボード:約幅301.0×奥行き213.0×高さ4.4mm |
重量 | 本体:約1210g、キーボード:約340g |
バッテリー駆動時間 | 標準バッテリー:約6.7〜約7.6時間(JEITA 2.0) |
オフィスソフト | Microsoft Office Professional Premium プラス Office 365 サービス/Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス/Microsoft Office Personal Premium プラス Office 365 サービス、またはなし |
OS | Windows 8.1 Update(64bit) |
付属品 | デジタイザースタイラス(ペン)、ペンホルダー、ペングリップなど |