2014年から2015年の最新メモリー事情
2014年から2015年にかけてのデスクトップ向けのメモリーは、動きのある1年となった。それは、Haswell-E対応チップセット「Intel X99 Express」搭載マザーボード発売によるDDR4メモリーの登場だ。
2014年8月に登場したHaswell-Eプラットフォームは、CPUとマザーボード、そしてDDR4メモリーの新規購入が必須の構成。ところが、解禁直後は肝心のDDR4メモリーの在庫が少なかったため、秋葉原の各ショップでは一時的に購入制限を設けるという時期もあった。現在はラインナップも出揃い、さまざまなスピードの製品が選択できる。
注目のDDR4メモリーをピックアップ
そろそろ検討したい
2台目、3台目のSSD導入
ストレージ周りの基本は、やはり起動ドライブ用SSDとデータ用HDDという組み合わせが一般的だ。ただ、ここまでSSDの価格が下がってくると、例えば使用頻度の高いアプリケーションやゲームはまとめて2台目以降のSSDに入れておくという使い方も十分あり。ちょっと贅沢に、RAID構成とするのも悪くはない。
また2~3年前のSSDと最新のSSDでは、公称スペックこそあまり変化はなくとも、実際のパフォーマンスが大きく異なることも多い。最新SSDを導入し、余ったSSDはデータ用に運用するという使い方が、今後の主流になるだろう。
一方のメモリーは、円安の影響を受けているものの、DDR3対応製品についての大きな動きはなし。DDR4メモリーの新製品は続々発売されているが、価格が下落するには、まだしばらく時間がかかりそうだ。
次回は、最終回「PCケース編」をお届けする。今年もバリエーション豊富なモデルが多数登場しているので、お気に入りの1台を見つけるべく、チェックしていこう。
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