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アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2015 第4回

知ったかできる自作パーツ基礎知識【ストレージ/メモリー編】

2015年04月24日 12時00分更新

文● 山県

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2014年から2015年の最新ストレージ事情
~HDD編~

円安もなんのその。大容量、低価格化が進む3.5インチHDDはデータ用ストレージとしての需要は高い。SSDとセットで導入を検討しよう

 メインストレージの座はSSDに譲りつつあるHDDも、大容量のデータ用ストレージとしての需要はまだまだある。2014年11月には、初の容量8TBとなる3.5インチHDD「Ultrastar He8」シリーズがHGSTから登場。1ドライブ10TBも目前の状況だ。

 さらに、3万円台で買えるSeagate製8TB HDD「ST8000AS0002」も登場。いわゆるGB単価も下がっており、人気の容量も今や3TB~4TBに集中している。

2.5/3.5インチHDDの注目モデル

2014年11月に登場した初の容量8TBとなるSerial ATA対応3.5インチHDD「Ultrastar He8」シリーズ「HUH728080ALE600」。HDD内部にヘリウムガスを充填する「HelioSeal」採用のモデルだ

NAS向けのHGST製3.5インチSATA HDD「Deskstar NAS」シリーズを2台セットにした「Deskstar NAS×2」。RAID構成で利用することを前提に、同一製造ロットの製品を2台セットにしためずらしい製品

Western DigitalのNAS向けHDD「WD Red」シリーズ。6TBモデルは最大容量となる1枚1.2TBプラッターを採用。信頼性をうたったNAS用モデルだが、通常使用向けのHDDとして購入する人も多い

コストパフォーマンスの良さでは1、2を争うWestern Digital「WD Green」シリーズ。GB単価を追求するユーザーにとっては人気のモデルだ

Seagate初の容量6TB HDD「STBD6000100」。回転数7200rpm、キャッシュ容量128MB、6枚プラッターとされる

Seagate製の容量8TBを実現した「ST8000AS0002」。ディスク枚数は6で1プラッターあたりの容量は1.33TB。大容量で安いHDDを探しているなら、このモデルしかない。アキバでも現在人気のモデル

2.5インチSerial ATA対応HDDとしては初の9.5mm厚/容量2TBモデル「ST2000LM003」。本体には“SAMSUNG”の文字が確認できるが、Seagateは同社HDD部門を買収済み

東芝としては初の6TBモデル「MD04ACA600」。回転数が7200rpm、かつ「MTBFが100万時間という高耐久仕様」のため、ショップスタッフの間でも人気のモデル

(→次ページヘ続く 「最新メモリー事情」)

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