久々に自作PCに挑戦しようとする人のための応援企画として毎年お届している「アキバで恥をかかないための最新パーツ事情」。今回も、2014年から2015年にかけて登場した新製品をおさらいしよう。

GWにパーツショップを訪れても戸惑うことなく買い物を楽しむために、ここはひとつしっかりと勉強をしてからPCの自作に臨みたい。それではさっそく、PCパーツの最新トレンドを一気に振り返っていこう。第2回は「マザーボード編」だ。
2014年から2015年の最新マザーボード事情~インテル編~
インテルプラットフォームのマザーボードは“Haswell Refresh”ことメインストリーム向けのLGA 1150と、“Haswell-E”ことハイエンド向けのLGA 2011-v3の2種類が用意される。
メインストリーム向けのHaswell Refreshに対応するデスクトップ向けチップセットは、Z97/H97/B85/H81の4種類。2014年5月に、CPUとともに販売が始まった対応マザーボードの種類は、今や膨大なラインナップ数を誇る。対応フォームファクターも、E-ATXからMini-ITXまでバラエティーに富んでおり、さまざまなサイズのPCを組むことが可能だ。
マザーボードを選択するうえでまず決めなければならないのが、フォームファクター(大きさ)だ。使用するPCケースにも関わってくることなので、ここは慎重に選びたい。
次にチップセット。メインストリーム向けの上位モデルはZ97だが、オーバークロックをしないという人は、H97を選択してもまったく問題はない。Haswell Refreshを搭載するなら、まずはこの2つのチップセットから選んでみるといいだろう。
以下、編集部が厳選したオススメ&アキバで人気のLGA1150対応マザーボードを、メーカーごとに紹介するので購入の参考にしてほしい。
ASRockオススメのマザーボード
ASRock製のMini-ITX対応マザーボード。M.2スロットやSATA Expressといった最新インターフェースを備える「Z97E-ITX/ac」(左)とH97採用で価格を抑えた「H97M-ITX/ac」(右)。小型PC用のマザーにはどちらもぴったりだ
→次のページヘ続く (ASUS、GIGABYTE、MSIのおすすめマザー)

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