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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第62回

iPadとiPhoneでクリップボードを共有できる「CloudClip」を徹底解説

2015年03月25日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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コピーしたデータをワンタッチで再利用

 文字列や画像をコピーすると、自動的に「Clipboard」アプリに取り込まれる。バックグラウンドで動作するので、連続してコピーしてもいい。URLをコピーした場合は、自動的にURLとして分類してくれるのが便利だ。

 「Clipboard」アプリに取り込まれたデータは、タップするだけでクリップボードにコピーされ、ほかのアプリで貼り付けられるようになる。詳細画面を開き、そこからウェブページを開いたり、データをメールに添付して送信することもできる。SMSやEvernote、Facebook、Twitterといった選択肢も用意されている。さらに、連絡先のデータを取り込むことも可能だ。連絡先へのアクセスを許可した後、知人を選択すると、そのデータをコピーしたりメールに記載して送信することができる。

文字列をコピーすると、「Text」タブに表示される。項目を左にスライドすると削除できる

リンクを長押ししてコピーしたり、URLを文字列としてコピーした場合、「Url」タブに表示される

画像のコピー履歴も利用できる。ファイル形式や画像のサイズも表示される

iPadでも同じApple IDでiCloudの設定を有効にする

iPhoneでコピーすると、数秒遅れでデータが利用できるようになる

「i」をタップすると、詳細画面が開く。「編集」をタップすると文字列の修正が可能。コンパスのアイコンをタップすると、ブラウザーが開く

文字列の場合は、コンパスのアイコンはない。メールのアイコンをタップすると、本文にデータがコピーされて送信できるようになる

十字のアイコンをタップすると、EvernoteやSMS、Facebook、Twitterなどに送信できる

「Contact」タブをタップすると連絡先へのアクセスを求められる

連絡先から知人を選択すると、メニューが開き、コピーするかメールで送るかを選べる

「Send via Email」を選ぶと、連絡先のデータが記載済みのメール作成画面が開く

次ページでは、「ホーム画面のアイコンで文字列を表現する

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