新色「ゴールド」も登場
重さおよそ920g、最も軽くコンパクトなMacBookが誕生
2015年03月10日 08時54分更新
米アップルが「Spring Forward」で発表した新しいMacBookは、12型のRetinaディスプレーを採用し、厚さおよそ13.1mm、重さおよそ920gとこれまでで最も軽く最もコンパクトなノートブックに進化した。そのほかにも、新しい技術が多数盛り込まれている。
キーボードのメカニズムを再設計、「バタフライ構造」でより快適に文字入力
新MacBookは、新技術「バタフライ構造」を採用するフルサイズのキーボードを搭載する。バタフライ構造は、従来使用されていたシザー構造より幅が広くより硬い素材で、一組の部品だけで構成されている。これにより、従来より17%広い面積で40%深い湾曲を持ち、薄く安定した反応の良いキーを実現したという。
また、従来キーボード全体に光を配分していたLEDの列とライトガイドパネルを取り除き、それぞれのキーの下に個別のLEDを設置。LEDの明るさは一定になるように調整されており、1つ1つのキーの文字がくっきりと浮かび上がるとしている。
感圧タッチトラックパッドで多彩なアクションが実行可能に
タッチトラックパッドには、指先が加えている圧力の強さを感知する感圧センサーを搭載。加える圧力に差をつけることで、多彩なアクションが可能だという。特定のタスクを実行すると、トラックパッドから指先に触覚的な反応が伝わる「Taptic Engine」も搭載する。感度はカスタマイズでき、クリックの認識に必要な圧力の調整が可能。クリックしたのが親指なのか他の指なのかまで感知し、感度のレベルを自動で調整する。
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